photos by lorita12345
Long Story
300名を超す集客数は6年前の会田誠展を超えた前代未聞の結果になりました。
台所で洗い物に徹してくれるご夫人達のお洒落な洋服が汚れそうで申し訳ない。
黙々と洗い物をしている知らない女性達にもお礼の挨拶ができていません。
スナミさんが何度も車で運んでくれたビールとクーラーが大変役に立ちました。多謝。
振り向けば、あらまぁー!大阪のアユミちゃんがいつの間に!
すでに、2階のキッチンから1階へ料理運びなど、機敏に動いてくれていました。
おお!仕事を終えて駆けつけてくれたメグミちゃんもいつの間に!
サッサッと台所で水まみれの洗い専の女性達と交代しています。
「仕事のできる、信頼のできる人」という称号を裏方に徹した女性達全員に授与。
photos by lorita12345 インタビュー中の秋元雄史館長
直島ベネッセの基礎を作った人でもある秋元氏の偉業を誰もがご存じなので割愛します。
現在は金沢21世紀現代美術館、東京芸術大学大学美術館館長で活躍されていることも同じく。
通常、企画には数か月前から熟考をした上で具体化しています。今回は時間的に余裕がなく、
イベント専ではない船木さんの決断とGOサインをもとに短時間で準備をしました。
でも、私共の心を揺さぶった決定的な決断とは何か。
故・緑川洋一氏の長女・瑞子さんが今回も差し入れてくれたオニギリは5合炊きの炊飯器で
3度炊いて握ったもので、山盛のオニギリはテーブルから瞬時で消えました。
岡山に来た7年前、瑞子さんから秋元氏のことを聞いたことがあります。
" 父の通夜に駆けつけた秋元氏が、弔問客で混雑する部屋の隅っこで、
長い時間、頭を垂れておられた。彼はそういう人よ・・・・。 "
あの話は人間アキモトを知る上で今も私共の脳裏から消えません。
そして、ワタシの熟男ベスト10の1人になった所以でもあります。
photos by lorita12345 浅ちゃんこと、シェフ・浅野
パーティで心配なのは料理。「浅ちゃん。1人で大丈夫かな・・・。」
そんな心配は遥か彼方に飛んでしまいました。
完璧といっても過言ではないほど、素晴らしい料理でした。
作りながら、もてなす。料理人の基本を堂々と浅ちゃんがみせてくれました。
余裕で300人の料理をやってのけた浅ちゃんには、" 根性の称号 "を授与したいです。