ハ ル
いつだったか誰かが「ハル」について話しているのを遠くからボンヤリと見ていました。ハルといえばYOKOの犬の名前でこれは犬の映画?
その程度の印象でした。
いつものレンタルビデオで「ハル」のタイトルを見つけ、出演者をみるとNHKのドラマ「蝉しぐれ」の内野聖陽(ハル役)だったので借りました。
実はアタシはラブジェネレーションでキムタクの兄役をした内野氏の密かなファンです。
映画「ハル」は、ホシとハルのNET恋愛物語です。
TVドラマの「電車男」は痛快でしたが、この「ハル」は俳優達のビジュアルより、筆達者なホシとハルの電子メールが素直で美しく、彼らの心理状態を描写する文章が効果的で観る人に後味の良い感動を与えてくれます。ホシの本棚に村上春樹の書籍が綺麗に並べてあり、アタシの本棚と並べる順番まで似ていて少々慌てました。
最後の場面は東京駅のホームで、
はじめまして(^―^)
映画はアタシの顔文字で終わります。
ニヤリと微笑みました。