BBS DIARYLIBRARY 

ロ リ 〜 タ の ひ と り ご と


2006/5/10 (Wed)  哀しいピエロ・1


F I R S T day


2006



18歳の夏。実技試験を繰り返しやっと運転免許証を取得しました。

失敗する度に家の庭で後進の練習をしました。車が思い通りに動いてくれなくてバンパーを柿の木にドカンとぶつけて停止。家の車は傷だらけで、柿の木にも痛々しい傷が残っています。
姉たちの反対を押し切って免許証取得を勧めたのは古臭い母でした。
嫁入り道具の1つとして考えていたのでしょう。

運転免許の実技試験で苦労したように、アタシの運動神経は普通の人より少し劣っていると思います。
クラス別リレーでクラスが1番を走っているのにアタシの番でビリになり、友達たちから冷たい視線を浴びることは慣れていましたが、ポテポテと走る情けない娘の姿を見た家族の複雑な表情がとても哀しかったです。
それからのアタシはグラウンドで練習を続け、開く足の幅を倍にすれば人より倍の距離を走れることを知りました。

高さ60cmの恐怖の平均台で台に抱きついたまま身動きできないアタシの不恰好な姿を、先生達が「反射神経が異常に劣っていますね・・」と話しているのを何となく覚えています。マット運動では眼が回り、跳び箱では飛び越えるどころか上に座ったまま動かず・・それはもう惨めなものでした。

アタシの前世はお魚ちゃん♪と思えるほど飛び込みや潜りが得意でしたが、海で溺れてからはあの優雅な泳ぎが出来なくなりました。
でも鉄棒は必死で練習をしました。その結果、
驚異の片足後回り連続36回転・天才鉄棒少女が誕生しました!
誰にでも1つくらいは自慢できるものがあるのです。


本題の免許ですが、取得してからはペーパードライバーに徹していました。中古のミニ車を買ってくれたので少しずつ車に乗るようになり、勉強会で友達の家に泊まった夜パジャマ姿のアタシと彼女はお菓子を買いに愛車で出かけました。

後車のチカチカと光るライトがルームミラーに眩しくて徐行すると、片手をあげながらアタシに停車を支持しているようです。白バイでした。

そこー。止まってー。

へ?

片目運転ですよー。はい、免許証をみせてー。

恥ずかしいパジャマ姿のアタシたちは外にでて片目ライトの点検をさせられました。ちょっとそこまでの買い物で免許証なんて普通もっています?




2006/5/14 (Sun)  哀しいピエロ・2

ACCIDENTAL TOUR


by lorita12345



免許証不携帯で減点のはずでしたが、友達と二人でひたすら謝った結果白バイさんは許してくれました。そして、「これからは気をつけるように」と言い残し颯爽と去っていきました。

その後、アタシの運転は橋の欄干にぶつけて相互にデコボコの大きな傷を残したり、高速をミニ車でぶっ飛ばしたりと危険な運転は続きました。
長い坂道を登っていると段々速度が落ちてハァハァ。坂の上でストン。
奇妙な音と共にモクモクと蒸気がでてエンジンをかけてもかからない。
わかるはずのない車の故障を点検していると、対向車のジープがわざわざ方向転換をして「どうしました?」心配そうに声をかけてくれました。
エンストを確認したその人は自分のジープとアタシの車にロープを結び家まで徐行運転をし、家に到着すると無言のままジープマンは風のように去っていきました。


さて、ここからなのです。
アタシの奇想天外な見合い話シリーズの始まりです。




いつものように学校から帰ると、母が、

お客様がいらしているのでお茶をお出ししてね。

いらっしゃいませ。by lorita12345

お茶と茶菓子をお盆にのせ、畏まってお客人にご挨拶を致しました。

君もご立派になられましたな。
ほぉ、父君の後をお継ぎになられて獣医さんですか。


ん?もしや貴殿は・・ジープマン?

アタシはあの時のお礼を述べた後、少し会話をして退座しました。

数日後、父からあのジープマンとの縁談を告げられた18歳のアタシは、毅然と即答いたしました。

父上さま。ケコーンなんてまだ早すぎます。
ご冗談はおやめくださいませ。


これがアタシの生まれて初めてのお見合いでした。




2006/5/16 (Tue)  哀しいピエロ・3

C O A


by lorita12345


最近の掲載写真は自分の作品で手抜きをしています。
すこし休憩気分でパソコンの前に座りました。

つまらない内容だと思いますが乗りかかった船です。またまた長いストーリーになりそうで簡潔に認める気持ちはあるのですが、とりあえず日記を続けましょう。

恋する乙女にお見合い話なんて先ず無理なんですよ。
具体的な目標も目的もなく、それでも自分の将来を夢見る乙女にとって縁談なんて上の空の他人事なのです。そんな娘の気持ちを知らない親は娘のために日本一の婿を捜すことに必死です。娘には憧れている人がいることを知っていても関係なく別方向で動いているのです。
甘んじて親の計画に反抗することもなく、むしろ「彼より素敵な人かもしれない」などと打算的というか、悪質な企みが心のどこかに潜んでいるわけです。開き直って千客万来。お見合いWELCOMEです。

でも、お見合いなんてしてるから好きな男にも逃げられる。
当然のことですよね。後の祭りです。




2006/5/18 (Thu)  哀しいピエロ・4

釣 書


by lorita12345


さて父の生涯で彼は何通の釣書を書いたことでしょう。

長女、次女、そして忘れた頃に産まれた私の釣書です。釣書はクルクル巻いた紙に毛筆で書いていました。古い人間と思われましょうが、これが渡世というものでござんす。なんて心の中で考えていれば良いのですが嬉々として楽しげに筆を走らせていた姿を思い出します。
父の机にはいつも端渓たんけいの硯と大小様々な筆が常備してあり、近所の適齢期の娘さんたちの釣書を自主的に書いていました。どこかの葬式などの弔いの表示も彼の特徴のあるというか、むしろ読めない文字で飾られました。アタシの頃になるとコピー機で何枚も刷り、大量生産をし手を省くことを覚えたようです。父はそんな人でした。


釣書と同時に必須なものはお見合い写真です。振袖姿で写真館で撮影してもらいます。写真代は相当な金額となり、娘をもつ親はそれはもう大変な散財なのです。着物の他にワンピース姿も撮影しました。ばら撒いた釣書が手元にはまず戻らない事を想定した上で、かなりの枚数を焼いてもらうことが我が家の常識でした。どこのどなた様が最終決定してくれるのか、阿弥陀クジのようなものです。

自慢ではないのですが長姉の写真は写真館の窓にかけてありました。
とっくに嫁いでいるのに変色するまで飾ってありました。通学途中、小学生のアタシは写真館の前を通る度に「綺麗な人・・・」とうっとり見惚れていたものです。長姉は今も自慢気に語り、これが彼女の後にも先にも自慢できることで、彼女のステータスなのでしょう。微笑んだ写真は現在の彼女とは全く違いスリムで美しい人でした。

ついでに彼女の自慢話を追記します。
長姉が銀座を歩いていると女優にスカウトされたり、父と電車に乗っていると彼女に見惚れた男の人が家まで後をつけ、ある日仲人を通じて嫁に欲しいと言ってきたそうです。本当の話かどうか姉の自慢話ですから・・。

次姉はブサイクだったので写真をかなり修正をしてもらっています。
写真館の窓に飾られることもなく、長姉への嫉妬心が永遠に消えることもなく奈良へ嫁ぎました。

アタシですか?もちろんです。単純に白いレースの花柄ピケドレスが美しかったのでしょう。長姉のノンビリした時代と違い、競争が激しく数週間だけ飾ってくれました。




2006/5/20 (Sat)   

can u?


by lorita12345


お見合いは数限りなくいたしました。
何回した?と問われましても・・・回数を数えていません。

1年365日、1年で100回。3日に1回の割合になる見合いは、経費を計算すると想像を絶する金額となり、1回につき1〜2万円。
〆て100〜200万円をドブに無駄に捨てたことになる。ドヘー。

何ら疑問を感じることもなく規則的にかつ継続的に行われ、アタシの記憶が正しければ見合い回数はギネス記録を軽く超えたような。グハー。

冗談だろ・・・と思う人がいれば、まぁね。ここのところは信じましょう。
でなきゃ先にすすめません。

(´0ノ`*)オーホッホ!!




2006/5/22 (Mon)  哀しいピエロ・5

how do you DO-DA


by lorita12345


茶道の先生の甥で、将来は検事になる予定の男性とお見合いをすることになりました。先生の家にはバツイチで子連れの娘さんが先生の手伝いをしていました。彼女は竹久夢路のモデルのお葉や彦乃に似ている柳腰の美しい女性でした。

お見合いの席は苔毟った庭の石垣に小さい滝が流れる先生の茶室でした。見合い相手は神経質そうに何度も前髪を上にかきあげ、黒縁の眼鏡をさわりながら上目使いにアタシを見ています。どことなく物憂い表情の人でしたが、眼光は鋭く何となく凄みがありました。

ご趣味は?

釣書にあるではないか。同じことを聞かないでね?
と感じましたが、一応答えました。

鉄棒です。

スポーツお好きなんですか?サッカーとか?

ヘッディングが得意です。

楚々と答えながら、先方が目の前のお菓子とお茶を召し上がっているので、アタシも同じようにいただきました。(゜-、゜)

とどこおりなくお見合いが終わり、帰路、アタシ側の付き人(仲人)が

女性は見合いの席ではお茶やお菓子に手をつけてはいけません。
淑女のやることではないです。
と、お説教されました。

ポテチを食べながら「お見合いはダメだったみたい」と母に報告しました。

ところが、「先方さんが2人だけで会いたいそうです。」と仲人さんから連絡があり、約束の日時と場所を決めました。




2006/5/24 (Wed)  哀しいピエロ・6

ココア&レモネード

ココァに酸っぱいレモネード・・・合う?


お見合いの次のコースは、2人だけのデートです。
お互いに相当悪い印象を感じれば、その場で断ったり断られたりします。
アタシは流れる浮雲のようにお誘いがあれば参加していました。

未来の検事(プリ検事)と約束した場所にアタシは10分早く到着しました。
喫茶店にはいると、プリ検事は1番奥のテーブルで背中を見せて読書をしていました。法律関係の本を読んでいるの?・・・さすがだわ。

「お待たせしました」といいながら挨拶をすると、前髪を上にかきあげながら、「こんにちは」と答えました。気軽にお会いするという約束だったので2人とも軽装の学生ファッションでした。イスに座り彼の本をチラと見ると、漫画本でした。アタシは漫画大好き人間ですが、大の男が喫茶店で漫画に読みふけっている姿は好きではないのでマイナス1です。
いつまでも漫画を読み続ける男だったので、マイナス2
話題がない・・・で、マイナス3

すると、漫画をアタシに見せながら、「僕はこんな生活をしています。貴女に進呈します。」 漫画はアパートに住む独身男の悲劇が描いてありました。押入れを開けると洗濯物のパンツの山がドサッドサッと落ち、家のなかは汚れたパンツだらけ、主人公の男の風貌がまたまたプリ検事にソックリなので、マイナス4です。

次に会話は歯の話になりまして、突然、プリ検事が口をアングリと開けてアーンと声をだしながらアタシの顔面近くに寄ってきました。
ナ、ナンダョー!すると、「僕の歯は全部義歯です」 と言うんです。正直なのは良いことですが、そんな歯なんて見せなくても良いのに・・・で、

マ イ ナ ス 5

とにかく笑わないんです。暗い人・・・。


話題がなくなったので、茶道の話になり、次に先生の出戻り娘の話になりました。乳児を連れて実家に戻っている彼女はプリ検事より5歳年上の従姉です。聞いてもいないのに、

おミッチャンと子供の頃は良く遊んだな〜。

プリ検事はペーラペーラと饒舌家に変貌しました。眼鏡を外し、レンズを拭く涼やかな目がやはり血縁です。彼女と良く似ています。
ここで美男美女ファミリーということが判明しました。

あれれ?彼女の話をする彼の頬が微妙に紅潮しているような?
遠い眼で、視点の定まらないカメラ視線は微笑んでいるような?

あららら?アンタ・・・もしや。




2006/5/25 (Thu)  哀しいピエロ・7

おみっちゃ〜ん

モエ〜。by 竹久夢二

あの・・・あなた。もしや、



ズバリ、好きなんでしょ?

うっ・・・。実は、ズバリ、そ、そういうことで、

でしょ!おみっちゃんのこと好きなのよ!
なぜ彼女に告らないの?年上で子連れにこだわっているの?


ぃぇ、従姉なので・・・。

そんなこと関係ないですよ!
どうです?なんでしたらアタシが相談にのりますよ?
ここだけの話ですからお聞かせください。
先ずは、この縁談をアタシから断って欲しいのね?


ぇぇ・・実は・・・。すみません。

うむむ。なるほど。了解しました。
家に帰って仲人さんに電話でお断りしますね。


あ、はい。ありがとうございます。
でも・・・彼女の返事が心配です。


心配してる余裕なんてないでしょ。
突っ走るのよ。恋の逃避行なのよ。略奪愛なのよ!

彼女の幸せは貴方次第ですから。今、告白しなきゃ一生後悔しますよ。あれだけの美人なのよ。縁談があれば再婚して終わりです。
いい加減な気持ちでお見合いなんてやってる場合じゃないでしょ。



いい加減な気持ちでお見合いをしているのはアタシもだけど、見合い相手に他の女性の縁談を激励するなんて・・・アタシってアホだわ。




2006/5/27 (Sat)  哀しいピエロ・8

勉強なんて

ユミちゃん的

もうしたくない!

と言った醤油屋のユミちゃんです。
彼女は、高校卒業と同時に銀行に就職をしました。
そして半年もしないうちに職場の人と恋愛しスンナリ結婚。すぐに子供が産まれ、整体教室に通ったり、海外旅行をして主婦業を愉しんでいるようです。

従兄妹同士の両親に生まれた色白で美人のユミちゃんはクリクリ眼のアイドル系の美人です。側に寄ると彼女は特別のフェロモン臭を発散させていましたが、結婚後はあの懐かしい匂いが消えました。ワキガ症は結婚による過度の性生活と出産で消えるのかもしれません。

今は真赤なクーペを運転しまくりのユミちゃんですが、幼い頃は車酔いが半端ではなく、クラスのスキー旅行の貸切バスでは、1番前のオエー専用特別座席に座り、ユミちゃんの(´┐`)ォェーを看護をするためにアタシは隣席に座らされました。嘔吐する人を側で見ていると自分も嘔吐したくなるもので、同席を頼まれると拒否反応というか順応性に優れているというか、すでにアタシの気分はオエーでした。

カエルの声が聞こえてくるよ♪ゲロッゲロッ♪


2人は仲良く交互にオエー、オエーをしていました。


ユミちゃんはいつもアタシの真似をする人で、アタシが「蔵の屋根の風景画」で特選を貰えば、彼女も同じ場所で同じ構図で描き特選を貰っていました。姉が作ってくれたフリフリのクッションカバーを母親におねだりして作ってもらったり、夏休みの宿題のダックスフンドの人形もソックリ同じに作り、衿に真っ白いウサギの毛がついたロイヤルブルーのコートを着ていると、あまりの可愛さで欲しくなったのでしょう、同じものを作ってもらい着ていました。クラスリレーでモタモタと走るアタシの後ろをモタモタとブサイクな走りをしているユミちゃんに「そこまで真似する?」と彼女の仁義の深さに感動したものです。

とにもかくにもユミちゃんは本格的な真似っ子でした。


何でも真似をしていたユミちゃんが、アタシを差し置いてこんなに早く嫁にいくなんて考えてもいませんでした。

彼女はお見合いを経験することもなく、生涯の伴侶を自ら選び自立しています。

些か拍子抜けしました。




2006/5/28 (Sun)  ダ・ヴィンチ・コード

leonard da vinci

the last supper 修復後のCG絵


見合い話をちょっと休憩して、
ただいま各映画館で公開されている「ダ・ヴィンチ・コード」についてです。
昨日、長蛇の列に並び上映時間2時間30分の映画を観てまいりました。

3年前、銀座界隈の人達が回し読みをしていた本が、アメリカでベストセラーになったダン・ブラウン著の長編小説「ダ・ヴィンチ・コード」でした。
画廊関係者たちから借りるより買ったほうが早いと思い、この上下2巻と、ついでに同作家の「天使と悪魔」上下も買いました。

カタカナ文や和風英語の羅列は潜在的に拒否反応があるため、冒頭の文を読んだ途端に「アリャー、こりゃダメだ」。一気に読む気が失せてしまいました。そのまま放置していたのですが、そのうちに映画になるらしい。という噂があり、映画より先に読まなくてはと奮起した次第です。

ところが読み始めるとこれが中々面白くて、枕元の睡眠促成剤の本にのめり込み、妙な姿勢で首が痛くなり、枕で圧迫された耳が痛くなり、台所のテーブルに移動。朝日が差し込むまで読み続け、とっくに用をたしたトイレの便器が温かくなるまで座り込み、場所を選ばず時を忘れて読みました。結末を知りたくて2日間のスピードリーディングで完読し、こうなると「天使と悪魔」も読みたくなるもので、これもスピードリーディングで一気に読みました。

もしかしたら信憑性を帯びているかもしれない小説の内容は、宗教的な問題と疑惑で多方面から物議をかもし出し、上映禁止という噂もありました。アタシはミステリアスな内容の解読と疑問点を把握するために結果3回熟読をしましたが、3回読んでも専門的な語彙と内容が理解できないため辞書や検索でキーとなる「マグダラのマリア」を調べまくり、本棚の1番上に埃をかぶって放置されたダ・ビンチの重い蔵書の「最期の晩餐」、「モナ・リサ」などの絵を虫眼鏡で確認しながら片手にダン・ブラウンの文面と照らし合わせながら研究しました。

映画が待ち遠しくて、どこまで映像で描けるものか興味深々でしたが、要所要所にCG映像での説明が施され、よくもまぁこんな短い時間でまとめたものだわ。という感想です。

劇場では隣の席のカップルのポップコーンの雑音に閉口し、アタシは絶対に劇場では食わない飲まないを決心しました。大好きな仏女優のオドリィ・トトゥが老けていましたが、それは時の流れなので良しとしましょう。
兎にも角にも、3年目にしてやっと肩の荷が下りた気分です。

BBSに書き込みをくださっているプリゾン氏(ネバ氏)CLICKが「ダ・ヴィンチ・コードってそんなに面白いか?」「面白いようで面白くないようで」と答えたものの、本当のところは自腹で買い、家まで重い本を持って帰り、手がちぎれそうな思いをした本なので読まなきゃ悔しい気持ちと、かなりミーハー族なので・・・ということは言えませんでした。



2006/5/31 (Wed)  最近の「あああ」

緊急:メッセージを読んでください!!!

URGENT




緊急:メッセージを読んでください!!!

緊急:メッセージを読んでください!!!


ロリータに質問がある

はい

別に個人情報とか
そういう類いのものじゃないから
真実を教えてほしい


真実って?

ギャグ狙いとかじゃなくて
真剣に真実を知りたいだけだから
答えて欲しい


何についてですか?


オナニーしたことある?


ヽ(。_°)ノ


緊急:メッセージを読んでください!!!


ない

ほんとーにない?
神にちかえる?


( ゜ー゜)m 神様〜誓います

神にちかえる?

はい

ありがとう

いいえ^^




2006/6/2 (Fri)  見合い話が・・・ネバネバ


OUT L'K PRINCESS

今や必須!


貴殿のOUTLOOK EXPRESSにメールが送信できません。


こんな苦情のファックスが2,3件届きました。仕事用にOUTLOOK EXPRESSを利用しているので大いに焦りました。

そういえば、スパムメールの駆除対策の設定をやり直したのを思い出しました。しかし、どこをどうやって設定したのか記憶にございません。
少し慌てなくてはと、あれやこれやと触り続け、設定完了です。これでタブンOKでしょう。迷惑をかけた人々にメールで詫び状を書き、やっと一段落ついたような。ま、あとは生暖かい眼で見守るしかありません。

季節の変わり目なのか、釈然としない意味不明の下痢に襲われていた矢先のこのメール事件でした。
お腹痛いよ〜。もはやシュパーと流れる水状の下痢だし・・・。
大病なのかな・・・と案じながらも、メール設定はもっと大切なので、下痢に伴う冷汗と、メール設定に戸惑う冷汗をかきながら2重のピンポ〜ン。
キーボードはしつこい手跡でネバネバしているし、頭脳は崩壊寸前だし。半日もパソコンを睨んでいるアタシです。

下痢の原因について、何を食ったか思い出そうとするのですが全く分かりません。食べたものを逐一リストアップしてみましたが、普段と変ったものは・・・ひとつ。

ありました!!

蕎麦粉かも・・・。

蕎麦粉でクレープを作ったのですが、粉を必要以上にネバネバしてしまい、捨てるのが勿体無いのでクレープを10枚ほど焼きました。
食べるといつもの薄力粉よりかなり美味しいのです。安くて栄養度の高い新レシピに嬉々としました。朝もクレープ、昼ごはんもクレープ、夜食にクレープを食しました。

アタシの腸は反応が鈍いのか、一夜明けたお昼頃より下痢が発症しました。こういう場合、チャングムなら生姜汁だわ。と冷蔵庫にフニャフニャの貧相な生姜を見つけましたが、もっと下痢を悪くすると思い諦めました。




2006/6/3 (Sat)  猫に小判

棚 か ら ぼ た 餅


自画像

なんて豪華な額縁なんでしょう。
(*´σー`)惚れ惚れ。


ただほど高いものはない。はい。確かに。
買えば5万円。えっ、もっと?8万円?

(´0ノ`*)オーホッホ!! 笑いがとまりません。

世の中には、こんな贅沢な額縁をいらないという人がいるんですよ。
もったいないことです。アンティークの額縁の裏のラベルには、フランス人でしょうか、画家の褪せた名前が薄っすらと読めます。
COL・・・コロー?え?まさか。

しかし、なんですね。こんなデコラティブな額縁に相応しい重厚な油絵がない。よって画用紙にチョット鉛筆画を描いてみました。今や忘れかけた見合い話なんかより、鉛筆画です。

はーい。30分でアニメ顔が出来上がりました。
ていうか、アタシの絵はすべてアニメ顔です。とほほ。




2006/6/6 (Tue)  おはよう

朝  で  す


手抜きのアニメで

オ ー ル し ま し た。





またパソコンと睨めっこをしていました。
オールしてアタシの分身であるマイクロソフト・ワードを修理していました。
今回のオールもボーとしていますが、なにげに気分が良いです。


月曜日から激告・見合い話しを更新する予定だったのですが、突然ワードが固まりました。ワードが固まるとパソコンも固まるようになり不思議現象が続々と発生しました。オフィスを削除し、ソフトを再インストールすることがベストと考えました。このプロセスを数回繰り返し、最後は危険なレジストリーまで触っているのに、ワードはアタシの努力に逆らい復活しませんでした。そういう理由で、あの忌み嫌われているパソコン部屋に駆け込み、猛烈な勢いで独り発言をし、いつものようにログ荒らし行為を行い益々嫌われたようです。マクロウィルスではないか?と助言されたので、ウィルスバスターで全ファイルを確認し、参考書を読んだり、ググってオフィスをアップデートしました。すべての方法をやり尽くした満足のオールナイトの朝です。

しかし、IQの天才神様はいるのです。原因が何か判明しました。

原因は、辞書登録の破損でした。

再辞書登録の成功で徹夜の苦痛は実に清々しいものとなり、神は見捨てなかったということです。




2006/6/7 (Wed)  YOKO作・グイ呑み



Y O K O


BY YOKO
photo by lorita12345



よ〜こさま。(´-`).。oO

ありがとう。大切にします。