hi, lorita
im junior..
we has traveled together from osaka to tokyo last 15th Dec.
I'm sorry for delay. I'm so busy lately.
bye
知らない人からの添付メールは迷惑メール行きなのですが、Marques(マルケ)君からのメールに迷惑フラッグがついていませんでした。全く記憶になかったのですが、
"MT.FUJI PHOTOS"のメールタイトルで、キュートな少年を思い出しました。
マルケ君はブラジルから1人で日本に来たそうで、アタシの隣の席に座っていました。1時間の短い飛行時間でしたが、2人の会話は片言の英語と身振りで何とか意思が通じたと思います。
左手に富士山が美しい雄姿を見せています。スッチーのアナウンスがあり、2人で席を立ち左側の窓に行きました。
アタシのデジタルカメラはバッテリー切れで使用不可能。携帯電話での撮影はスッチーに禁止されました。その時、マルケ君は自分のデジタルカメラでカシャ。
この富士山が視界にはいる時間はわずか5分程度だったので、彼の咄嗟の判断と機転の速さで撮影した富士山の写真は見事な出来栄えです。
立ち上がって見ているのは私たちだけで、他の乗客達は見慣れているのか、或いは興味がないのかと不思議でした。直ぐ後ろの老婦人と視線が合ったので、「富士山がこんなに綺麗に見えるのは珍しいですよ。」と言うと、照れながも、転げるように見にいらっしゃいました。小窓からの眺めに声をだして感激していると、他の乗客達も左側の窓に集まってきて、飛行機が左に傾きました。
ブラジルに帰ったら写真を送ってあげるね。そんな約束を期待していなかったので、彼のメールを受信して感激しています。
東京で国際線に向う小柄なマルケ君が振り向いて手を振っていた姿を思い出し、
約束の意味の深さを再認識しました。