BBS DIARYLIBRARY 

ロリ〜タのひとりごと


2010/11/18 (Thu)  one day


one day
click!

copy right My Name Is Kim Sum Sun


one day


船木さんが東京にむけて飛び立ちました。
遠くに困っている人がいれば、男・船木は立ちます。

臭い船木さんの部屋を掃除していると日本橋のN氏から電話がはいりました。
講○社の料理本にハトちゃんの作品を推薦してくれたようです。
岡山のハトちゃんを叩き起こし事情を説明すると彼女も大喜び。
先日の渡米で決めた12月のNYでの企画展に続き、雑誌社からのオファーです。

さて、新規のスレのタイトルを考えているとイタリアからメールを受信しました。
イタリアで画家をしている西山氏(仮名)の手紙を日記に掲載したことがありますが、
自分の手書きの手紙が載っているのに驚き、恥ずかしい。と書いてあります。
彼の純粋で真面目な文面。そうそう、特に〆の文がイカシテマス。

むかしむかし子供のときに
飲んだ“ラムネ”のような、
爽やかではじけるような、
こころがちょっとスキップするような、
楽しいロリータ。

これから時々みさせていただきます。


西山さんのメールを読んで、今回のタイトルは、one day に決めました。






TOP


2010/11/21 (Sun)  one day-2


page1&2 of 6

photo by lorita12345


Lucky Eleven


宮上さんからPDFを受信しました。

台湾のmagazineより記事の初稿がまいりましたので転送致します。
インタビューはかなり端折られていますが、6ページとはなかなかの
ボリュームですね。作品のイメージが多いのがいい感じです。


20枚のJPEGから11枚の作品を雑誌社が選択したようです。
マダムKが、素敵ですね。と褒めてくださった作品も大きく1ページに掲載されます。

日本の雑誌社なんて無名の作家の作品をここまで扱ってくれるでしょうか。
まず、有り得ないでしょう。1ページだけでも15ー20万円のコストになり、
身銭を切って掲載をお願いしても、素人に6ページももらえるわけがありません。

お洒落なレイアウトとアタシの11点。作品の掲載でお腹いっぱいです。
来年の展覧会の準備はしていますが、雑誌の方が立派すぎて・・・。

雑誌社の肝っ玉に脱帽し、もともとはM氏とスタッフの宮上さんのご尽力に
よるものなので、彼等のお力がなければ、絶対にありえないことでした。
心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

ところで、何度も着替えを繰り返し撮影したアタシのポートレイト写真と、
インタビューは掲載されないようです。( ;´∀`)テヘ






TOP


2010/11/22 (Mon)  one day-3



friends

photo by lorita12345


Friends


一人生活のアタシを気使い、リョウが訪ねてくれました。
世田谷のリョウの母が送ってくれたタネヤの和菓子は船木さんの好物です。
なので帰ってくるまで保管しておきましょう。 

リョウの頬肉が少しゲッソリしています。学校の授業が厳しいのかな。
ダイエット中のアタシにも1週間前より痩せたかも。と言ってくれました。

中華街にシナ蕎麦を食べに行き、帰り道、リョウが言いました。

ロリさんの今描いている寄り目の女の子の絵が好きなんですよ。
社長(等々力氏)にロリさんの昔の絵を見せてもらって凄く良いと感じました。
最近人気の作家の変な絵とは比較になりません。いつか買いたいです。

実はアタシは制作過程の寄り目の女の子の絵に満足していませんでした。
リョウを裏切れないと感じ、思い切ってミネラルスピリッツで拭き取りました。
個展に間に合わなくてもいい。描きなおします。間違いなくもっと良くなります。

先日は写真家のヨウジロウ氏がリョウを自宅に招待してくれたそうです。
いつも気を使ってくれる優等生のヨウジロウ氏に感謝しています。
礼状メールを書くアタシはまるでリョウのNYの母・・・。

ヨウジロウ氏には何を持っていった?「ビールをもっていきました」
女性の場合は花が嫌がられないよと助言をしました。
お金がないのに、モトコはいつもチョコクッキーをもってきてくれます。
先ほどモトコの夫・リュウから電話があり、「明日から12月半ばまで帰国します」
歯の治療で先に帰国している妻のモトコと2人で親戚に結婚の報告をする為です。

若い人たちが年上のアタシに気を使い、過剰な程の礼儀を尽くします。
彼らの育ってきた家庭環境が見えるようで、実に気持ちのよい友人達です。
常に敬語で話す20代の彼らを友人というには年の差があり過ぎますが。

家でお茶をと言う前に、

ロリさん。制作で忙しいでしょうから僕はここで失礼します。

ロビーの2つめのドアを開けながら振り向くと、
リョウが寒い道路に立ち、
いつまでも見守ってくれていました。






TOP


2010/11/24 (Wed)  one day-4



flower from Gary

photo by lorita12345


Friends 2


大阪の画廊主・M氏とは松崎さんです(匿名)。
HPの事を話すと、本名をだしても平気ですよ。と言ってくれました。
最近の匿名ロリ板は微妙に現実化しています。

気さくで丁寧でイケメンの40代の松崎さんは皆から愛されるホープ的存在です。
そんな松崎さんが風の便りで東京での5人衆に選ばれたことを知りました。
東京の船木さんに伝えると、"流石だな。大阪に挨拶に行ってくる"。

昨日は松崎さんから励ましのメールを拝受しました。
"展覧会を控えていよいよ最後の追い込みですね"
応援してくれる人がここにもいます。ありがたいことです。

追い込みという言葉をこのところ良く聞くのですが、確かにそうなんです。
寝る時間を惜しんでやらなくてはならないのです。起床から寝るまでアトリエ生活。
外出といえば道路のゴミ箱にゴミを捨てる事と小走りにスーパーへいく程度です。
ご飯を食べながら韓国ドラマDVDを見て気分転換をし、電話が鳴れば、
アニガセヨー。と答えると、「は?」。おっとここは英語圏でした。
25日の感謝祭の翌日からバーゲンが始まるのでそれまでは買い物はご法度。

食事は冷凍しているハンバーグとナスを一緒に炒めて30粒のご飯の上にドロリ。
野菜は日替わりで白菜や青梗菜に替えています。醤油、ゴマ油等の調味料。
最後に水で溶いた片栗粉でとじます。たまに卵もつかいます。味はいつも同じ。
まぁ、餓死することはないでしょう。

ところで、このビルの住人は7所帯ですが、住人と殆ど遭遇しません。
買い物にでかける彼らの姿なんてみたことがありません。生きているのだろうか?
こんなビルでの生活ですから、"孤独死"がありえます。
そこで船木さんからの提案。意外と役に立つかもしれません。

死にそうになったら玄関のドアを開けてそこでバタッと息絶えようぜ!
ドアを開けていればそのうちに階段を使う住人の誰かが死体を見つけるだろう。


コトッ。

ドアを開けると無言でまた花の鉢が置いてありました。
制作の邪魔をしないよう気を使ってくれる住人のGARYからです。







TOP


2010/11/25 (Thu)  one day-5



JAPAN



to be or not to be



帰国するべきか せざるべきか それが問題だ

そうだ!船木さんが帰国しているではないか!

われらが祖国のためだ すべてを君にたくす







TOP


2010/11/28 (Sun)  one day-6



130lbs



栄光のLサイズ


黒矢印の数字、160パウンドは9月頃のアタシの体重です。
ご飯を茶碗1/2にし、野菜、肉、魚、果物の食事を始めた1ヵ月後、
150パウンドに減量しました。約5キロの減量です。

3ヶ月目の今は150の数字を行ったり来たりする程度で、
殆ど変化がありません。目標はとりあえず赤矢印の130パウンドです。

パウンドをキロに計算すると、69キロではなく71キロでした。
昔は48キロで、52キロの船木さんのデニムが着れていたのに、
どんなに頑張っても着れません。後ろ姿の2人はまるで親子です。
ある人が、「ラウンドフェイスの人?」と例えたそうで、これには驚きました。

炭水化物はご法度ですが、久しぶりにスパゲティ麺で焼き蕎麦を作りました。
以前なら全部平らげていたのですが、半分で満腹です。翌日は残りの焼き蕎麦です。

世の中は週末で気分転換にでかけることにしました。その前に、
髪がうざくなったので、勘でジョキジョキと短く切りました。
ギャッツビーでトップの髪を立て、口紅をひくと、別人のよう。(*ノノ)キャ。

街はSALEというチラシが目立つ中、目標のユニクロに行ってきました。
長い行列の試着室であれこれ着替えていると、従来のXLサイズがでかすぎる。
Lサイズが着れました!ヽ(・´ー`)ノ






TOP


2010/11/29 (Mon)  one day-7



John Currin



High and Low


出張前にカーリンの展覧会を見にいった船木さん。

あんた、カーリンに負けたな。フッ

一応、確認のためにカーリンの展覧会を見てきました。
ドヒャーー!確かに凄い。負けた・・・。

電車の中で深刻に考えるアタシでした。
あれはやっぱり肉食人種の描く絵だわ。凄い。
魚食人種で文化の違うアタシとは基本的に違う。
悩むことなく絵筆がサラサラと踊るんだろうな。
もって生まれた才能っていうことだね。

どんなに頑張ってもあんな絵は描けない。
NYの画壇ではアタシの絵はインパクトが弱すぎる。
きっぱり無理ですわ。はい。

で、凄いのは認めるけど、
あれって本当に良いの??
まじでエエの?
なぁ、船木さん。






TOP


2010/11/30 (Tue)  one day-8



Kenny Sharf

photo by lorita12345


Kenny Sharf


ハウストン通りにキース・ヘーリングなどの作家の絵を紹介する壁があり、
道すがら見ると1人の男が壁絵にスプレーで悪戯描きをしていました。

あのー。これはケニー・シャーフという人の絵なので悪戯はやめようよ。
と文句を言いました。すると男が振り向いて、


Kenny Sharf

photo by lorita12345


俺がケニーだよっ!ははははは!!

オーマイガッーーーー!ケニーー?!

中華街へ大根を買いにいく途中だったので携帯しかない。
ノートもないので、ダウンのジャケットの背中にスプレーをしてもらおう。

へーリングも、バスキアも今は亡く、当時一世風靡したグラフィティ作家といえば、
ケニーくらいなもんです。老いてはいるが愛嬌のある笑顔は変わっていない。
彼の描いている姿を見ることができて、それはもう感激しました。

制作中の邪魔はできない。でも、もっと話がしたい。
こんなに楽しい人だったのか。驚きました。2人でペチャクチャしていると、
いつの間にか、人だかりになり、全員が生意気にデジカメで撮影していました。


Kenny Sharf

photo by lorita12345


Just got home.
I'm emailing you like we discussed.
Please download the photos for me.
Thank you very much for being there and recording this moment.
Peace---
Garfield

ブルックリン住みのアーティスト、ガーフィールドとケニーの2ショット。

チャリのガーフィールドが偉いのは鞄にノートをもっていた。
ケニーはサラサラとドローイングを描いてくれました。
ガーフィールドが画像をメールで送って欲しいという。
しっかり覚えてて夜ガーフィルドからメールが届いた。

ドローイングの画像をよく見ると、さすがにケニー。
肝心のサインをしていない。残念でした。ガーフィールド。
(´0ノ`*)オーホッホ!!








TOP


2010/12/2 (Thu)  one day-9



self portrait

photo by Mr. Funaki


mysterious lady


これは過去のロリ板に掲載した写真です。
洗ったばかりの水滴の落ちるレースのカーテンをかぶったアタシです。
宮上さんから例の雑誌社から最後の校正が届きました。
使わないと思っていたポートレイト写真を白黒で小さく掲載するそうです。
それなら、この写真のほうがミステリアスチックで良いのでは?

麦わら帽子は充分ミステリアス。カーテンはもっとミステリアス。
既存の麦わら帽子にフォトショでメリハリをつけます。とのことです。
こんなことは2度とないので、雑誌20冊をオーダーしました。

独身の頃のアタシは見合いを少なくても100回は体験しています。
馴染みの写真館で洋服や着物で見合い写真を撮影したものです。

父はそれらの写真と釣書(父が巻紙に毛筆で手書き)を仲人達にバラ撒きました。
彼は執拗に釣書を書いていましたが、後半はコピー機を愛用していました。
ところが、修正で実物とかなり違う写真と釣書が1枚も手元に残っていません。

白い総レースのワンピース姿のアタシはとても美しかった。
親の散財で見合いをし、相手の男性と話をしながら、この人が生涯の伴侶?
結局、若かさという余裕の自意識が邪魔をして親不孝をしてしまいました。
あの頃の一番綺麗だったアタスの写真を返して欲しい。そんな気持ちです。









TOP


2010/12/3 (Fri)  one day-10



cheese store

photo by lorita12345


mysterious lady 2


東京の友人、荒氏からメールが届きました。
"知人がNYで展覧会を企画するので時間があれば見てあげてください。"

展覧会期は予約制で、企画している女性に早速メールで予約をいれると、
楽しみにお待ちしています。と返信がありました。展示会場は57丁目。
画廊ではなく、友人のペンタハウス(最上階)を借りるそうです。

さて、企画したこの女性から電話があり、明日お宅に伺ってもよろしいですか?
当日は強い風雨で、雨の中をチーズなどの食材を買い準備をして待っていました。
約束の時間の1時間前に電話が鳴り、「すみません。今日は搬入の日なので・・・」
「わかりました。こんな日はお気の毒です。搬入頑張ってくださいね!」

フン。搬入の日なのにアポをしたってことなの?
NYは甘くはないんだよー。ずぶぬれになっても約束は守らなきゃね。

今夜はオープニングの日です。
午後10時。作業に集中していてすっかり忘れていました。
約束を守らなかったアタシは最低です。







TOP


2010/12/5 (Sun)  one day-11



red

photo by lorita12345


神様


朝からTime Warnerケーブルが繋がらない。
Time Warnerに苦情の電話をいれてはみたが電話も繋がりません。><
仕方が無いのでダイアルアップで一日中繋いで仕事をしています。
これが重くて最悪。チンタラチンタラのNETで一日が終わりそうです。

先日、ボストンの画廊主・K女史から励ましのメールをいただき感無量。
1月の帰国中に展覧会を拝見します。と書いてあります。
しかし、展覧会は2月-3月なので、残念ながら見ていただけそうにありません。
科学者のご主人は日本に住み、彼女は単身ボストンで画廊の経営。
心細いのではと感じたものの、大変なりに人生を謳歌していらっしゃるのかも。

一度回ってしまった回転木馬からはなかなか降りられませんね。
いっそ停電にでもなってくれたら、それを理由に降りられるのになあ、
なんて思うこともありますが、今はとにかく乗り続けましょう。
がんばります。


3日前に船木さんが10日間の日本での仕事を終えて渡米しました。
時差がきついようで、妙な時間にカップラーメンを食べたりして苦悶しています。

帰国中の船木さんに、DM用の画像を送ると、赤の白色が気になる。と返信があり、
意味が分からないので渡米した彼に尋ねたら、アンタ、目もアホになったんと違う?

じゃー。見本をみせてよ。赤はカドミウムでいいの?
白を消せれば赤なら何でもいいよ。
あー!その金色の絵柄は触らないで!
絵柄が消えたら描き足しなさい。

パジャマ姿の船木さんがサラサラと軽いタッチで白を消しました。
ほぉ。確かに良くなった。凄いわ。彼の昔とった筆捌きは衰えていない。

いつも一緒にいると面倒だけど、こういう時って船木さんが神様に見えます。







TOP


2010/12/8 (Wed)  one day-12



life

photo by lorita12345


High and Low


"天国と地獄"。まさにアタシの生活スタイルそのものです。

ケーブルが今回は珍しく4日目にして回復しました。
近辺で問題があるようで、いつも金曜日の週末からプチッと切れます。
世間様と違い週末の仕事が多く、戦々恐々の週末生活です。

高スピードのインターネットが使えないので、ダイアルアップで繋ぐのですが、
チンタラチンタラ回線でFFTPも何もかも肝心の作業がはかどりません。
復活すると快適な異次元の世界。安心して食事が喉を通ります。
昔はダイアルアップで繋いでいたのに、人間って実に勝手ですね。

それにしても、生活がネットに振り回されているのは現実であり、
最近は寝床で文芸春秋を読むくらいで本から遠ざかってしまいました。
ネットが生活に浸透し、ネットのない生活なんて考えられません。
世の中変わったものだと痛感しています。

4日目に、NETが通じないと、エミリンから電話がありました。
ノーテンキな人もいるものです。TVも映らない、インターネットも無い。
散々だわね。と不満を述べると、そう?静かで良いわ。と言いきりました。

回復すると経理担当者のエミリンからメールがドンドン届いています。
彼女もネット人間だったということです。(*´σー`)ふっ

さて、いよいよ12月。机上のメモ書きを1つずつ整理しています。
減ればよいのですが、思い出すとまた一つと増えます。
少し早いけどUPS(運送)にグリーティング用のチップを手渡しました。
おっと、郵便局の配達人分をクリスマスまでに渡さなくては。
メモ書きがまた1枚増えました・・・









TOP


2010/12/10 (Fri)  one day-13



miso soup

photo by lorita12345


煮干男


船木さんが、"朝飯!"と言わなくなりました。
深夜まで作業をしているアタシに気を使っているのでしょう。
午前7時。台所でトーストをし、コーヒーをいれる音が聞こえます。

ところで、ピンを作ろうとYoutubeのイラレ講座に噛り付いていましたが、
印刷屋からのプルーフ(試作)を見て、ああ、アタシには無理だわ。と断念。
専門家の域には達せないことがわかりました。

250個(約3cm)のピン制作費は約100ドル。他にプルーフ代と送料代です。
担当のJOEはアタシの執拗な説明の度にプルーフをやり直して送ってきます。
朝一番のメールで受け取ったブルーフはほぼ完璧。最終のOKをだしました。
それにしても、10ドル(850円)の試作料でここまでやります?

さて、話が横道にそれましたが、8時を過ぎても船木さんが起きてきません。
こっそり部屋にはいると、今朝は味噌汁とご飯が食べたいな。とつぶやきました。
大根と油揚げの味噌汁。宮上さんからいただいた明石の焼き海苔だけの朝食です。
日本製の引き締まった焼き海苔の美味しいこと。韓国海苔とは質が違います。

味噌汁に煮干をいれるのを忘れたので2匹を添えました。
煮干は船木さんの好物でいつもスナック的に食しています。

ある人がいいました。煮干は刺身の味がする。
立派な日本製の煮干は当地では高価ですが常備しているアタシです。
これを妻の鏡と申します。









TOP


2010/12/11 (Sat)  one day-14



pin



キタ━━(´∀` )━━!!


昨日最終のOKをだしたばかりなのに、500個のピンが翌日に届きました。
現物を公開できなくて残念ですが、赤色の可愛いピンが出来上がりました。
一生に一度の事ですから、これくらいの贅沢をしても許されるでしょう。

心をこめて、限定1/300から300/300の通し番号とサインをピンの裏に書きます。
残りの200個は名刺代わりに使うつもりです。イメージは赤の帽子とスカーフの
寄り目の女の子。絵の上にアタシの名前とサイトのURLをいれました。
ピン300個は1ヶ月間の会期中に無料配布をするつもりです。余ったりして・・・

早速1番目の1/300のピンを船木さんのユニクロの上着につけてあげました。
今夜は友人の展覧会があるそうで、そのままでかけていきました。
あれれ?オープニングから帰った彼の胸にピンがありません。
どうしたの?と聞くと、画廊の誰かに、可愛いね!ちょーだーい!
ニヤニヤしながらあげちゃったそうです。(´▽`*)あははは

今朝のメールの中に東京の担当さんの原口氏から受信しました。

あと少しで、今年も終わりです。
来年の展覧会を成功させて、
良い年のスタートをきりましょう!!


"ボスに叱られてばかりです"
いつもスカイプでこぼしている彼ですが、こんなに優しい人なのに、
なぜ叱られるのでしょう。2月に彼と行う設置が楽しみです。

もしかしたら、1/300は原口氏に差し上げるべきだったのでしょうか。
ボスのSM氏にでしょうか?マダムK?やはり大阪の松崎さんと宮上さんでしょう。






TOP


2010/12/13 (Mon)  one day-15



converse

photo by lorita12345


United States of America


なにげに好きなスニーカーです。
ボロボロになってもコンバース。
愛用しています。




converse


photo by lorita12345



コンバース店はユニクロの隣にあり、いつも混雑しています。
11時の開店直後はガードの男の子と余裕で雑談ができました。

表のウィンドウのディスプレイは単純に靴が並べてあると思っていたのが、
店内にはいれば壁全面にスニーカーが綺麗に並べられ、男の子が、
"星条旗だよ"と自慢気に説明してくれました。

今朝のNYTimes紙のトップは前大統領のクリントンの写真と記事で、
トレードマークの大口をポカーンとあけた満面の笑顔のクリントンです。
"アメリカの景気は絶対に日本のように悪くならないようにしたい"
事実であり、怖いものがあります。








TOP


2010/12/15 (Wed)  one day-16



chase

photo by lorita12345


Mr. DEEP


CHASE銀行から電話があり、"ロリータさんですか?"

かかってくる電話の殆どが営業の迷惑電話です。面倒臭いので、
「私は掃除婦で〜す」とか、「ヨボセヨ〜」などと答えるようにしていますが、
うっかり、"Yes,Speaking"と答えてしまいました。><

会社設立当時、税金対策としてIRAを開設し、そのまま放置していました。
去年の今頃CHASEからの電話で、普通口座を開けば手数料は引かれません。
このまま放置していたら、30ドル(年間)の手数料がひかれますよ!

CHASE担当者のDEEP氏が執拗に同じ説明をするのでアポを取りました。
雪で凍結した道路を薄い春物のコート姿で歩き、地下鉄に乗りアップタウンへ。
電車の中で去年の書類を見ると確かに手数料が30ドルひかれていました。
解約してしまえば良いのですが、税金申告が義務付けられるので、ここは慎重に。

両親がインドからの移民という27歳のDEEP氏は彫りの深いイケメン男でした。
25ドルで普通口座が開けるのですが、見栄をはって40ドルで開くことにしました。

手際良くPCで手続きをするDEEP氏にバッジをあげると、オーマイガッ!可愛い!
ついでにアタシのサイトの寄り眼の女の子の絵を絶賛してくれました。
他のクラーク達もデスクにやってきて、おー。可愛いボタン(バッジ)!頂戴!
10個ほどバッグにいれていたのですが、全部無くなりました。

銀行のエントランスにグランドセントラル駅への地下道の階段があり、
凍てつく道路と違い地下道は長いけど暖かい。春物のコートでも問題ありません。
ところが、ダウンタウン行きの地下鉄が14丁目から動かなくなり、外にでて
歩道を歩くことにしました。髪が乱れるので、今日は耳当てを持参していません。
耳が凍傷になりそうです。急ぎ足で歩きながら考えました。

果たして40ドルで開設した口座は正解だったの?
平均残高1500ドルを保たないと手数料が毎月3ドルひかれるのでは?

ということは・・・、

普通口座の手数料3ドルx12ヶ月=36ドル(年間)ではないか!

(゜ロ゜)がーん!
アタシ、だまされたかも!
ブルブル









TOP


2010/12/18 (Sat)  one day-17



pet

photo by lorita12345


old man & his pet

photo by lorita12345


pet

photo by lorita12345


young lady and her pet

photo by lorita12345


犬党


アタシは犬党。

アタシの大根足に片足あげてオシッコをひっかけられても犬党。

いつの間にか人の懐にうまく潜り込んで消え入りそうな声でニャ〜。
猫なで声とは良く言ったものだ。人間にうまく媚を振る猫。

隙間風のはいる実家の部屋で寝ているとお腹部分が重い。
みると、見たこともない野良猫が寝ていた。ぎゃーーーーっ!
真夜中なのに、猫の首を恐る恐る掴んで遠くに捨てに行った。

小一時間後、ぎゃーーーーーー!
同じ猫が布団の上で寝ていた。
怖えええええええ!






TOP


2010/12/19 (Sun)  one day-18



uniqro

photo by lorita12345



Greeting Seasons


DM用の切手を買いにでかけました。岡山プロジェクトが3年目になり、
名簿リストが激増したので、リピーター以外を消して500名に整理しました。

以前はSOHOに郵便局がありましたが、家賃の高騰で閉めてしまい、
跡地は靴屋に変わり、そして現在はいつの間にか家具屋になっています。

シーズンなので郵便局が混んでいると思い中華街の郵便局へでかけました。
SOHOを抜けると中華街。窓口全員が中国系で超スピードで手際よく仕事をします。

アンタ、横型のDMなら98セントなのに、縦型だから1.24ドルよ。
えー。これは横型よ!と嘘をつきましたが、これは漢字のデザインよ。ケラケラ。

( ` ^ ´)ちっ。読めてやがんの。

仕方なく1.24ドルの切手を買いました。ところが、500枚の在庫がない。
不足分は他の郵便局を回って買い漁るよう助言されました。最初から、
漢字の読めないジョージのいる12丁目の郵便局へ行けばよかった。

SOHOを抜ける際、ユニクロ(photo)の前を歩くと、開店前から長蛇の列です。
早めにヒーテックや船木さん用の上着を買っておいて良かった。
渡米してから船木さんは新しい上着を臭くなってもズート着ているし、
ユニクロは経済を駄目にすると呟いたお洒落な長船のK先生は?
などと考えながら12丁目に急ぎ足で向かいました。

12丁目は予想通り物凄い客で混雑していました。列に並ぶこと1時間。
黒っぽい服の集団の中で1人派手なショッキングピンクのパーカー姿のアタシ。
テラーのジョージや黒人のオバサン達全員が遠くから声をかけてくれます。
ハニー、最近みかけなかったけど元気してたん?Happy Holiday!

ブスッとしてエンドレスの客をこなしている彼らの顔に笑顔がよみがえり、
人を笑わせられる風貌に生んでくれた親に感謝する12月18日です。






TOP


2010/12/21 (Tue)  one day-19



full moon

photo by lorita12345



Full Moon


今夜の満月は極寒のため鮮明に見えます。

うお〜うお〜〜

満月は狼を呼ぶと申しますが、ゲイリーの客達の奇声が聞こえます。
パーティのメールが届いていたのですが忘れていました。
ゲイリーがパーティ前に迎えにきてくれました。
彼の胸に寄り目の女の子のバッジがつけてあります。
やっぱり、絵を描いてるんだ・・・?
う、うん・・・。ごめんなさい。楽しんでね。

日本も忘年会シーズンですが、当地もあちこちでこのようなパーティをします。
最後のパーティに行ったのは何年前でしょう。殆ど行かなくなりました。
本当は社交の場にチラリズムし、サッと失礼する。が、そうもいかないでしょう。
作業をしているほうが楽しいというか。ソーシャルが億劫になりました。
かなり内向的な性格なんです。(〃ー〃)

指なし手袋を郵便局に置き忘れたのか、紛失してしまいました。
あれを拾った人はかなり重宝するでしょう。悔しいけど人助けをしたと思います。
人助けをした善良な市民の絵筆を持つ指がかじかむので、ハァと息を吹きかけ、
ワムの曲を聴きながら、時々臀部の下に手をいれて暖めています。

夜遅くに荷物を運んでくれたUPSの配達人、ディビッド。
彼の頬が凍傷のように真っ赤です。
こんなに遅くまで配達をしているのね・・・。
夕飯はまだ。というので、
昨夜の鶏肉の手羽のフライを包んであげました。
道が凍っているので気をつけてね。お疲れ様です。


後述

マダムKのスタッフ・O嬢から今朝メールが届きました。
俵万智と同じ文学部出身の才女です。一部抜粋します。

東京も、

昨日はとてもきれいに満月がみえました。

月が光を発しているような、
誰かと通信しているような、
美しさでした。

NYも東京も満月なんですね。
当たり前だけれど、
同じなんだ。とうれしいです。







TOP


2010/12/23 (Thu)  one day-20



end of 2010

photo by lorita12345



frozen NYC


目が疲れたので気分転換に文房具屋へ散歩。

道路の水溜りが凍り、冷風が肌にあたると痛い。
毛糸のマフラーをグルグル巻きにして、お揃いの帽子を深くかぶり、
完全防寒のアタシに比べて、このミステリアスな青年を見よ。
わざわざカフェの外のベンチで編み物をするかぁ?
マフラーを編んでるんだ・・・。ボソッと青年が答えました。
GAPにいけば、40%値引きで買えるのに・・・。

文房具屋からの帰り道、もちろんGAP(女性用)に立ち寄りました。
地下に降りるとパンツのバスケットが並んでいます。
ダウン、毛糸の手袋、毛糸の帽子、マフラーを脱ぎ、腕まくりをして、いざ。
山盛りされている売れ残り商品のパンツから可愛いものを探し出す。
これぞ至福の時。トレジャーハンティングの心境です。

先客のスーツ姿の黒人男性とアタシ。
デブ2人が女物のバスケットのパンツに夢中。(つ´∀`c)イイ!!

僕のサイズはLサイズなんだ、Lがあれば教えてね。
あ、その銀ラメ入りのピンクのパンツ可愛いね。
僕も欲しい・・・Lサイズがないかな?ゴソゴソ。
2枚見つけたので、そのうちにLになるよ。と差し出すと、
でも・・・僕。Lでも小さいんだ。

男性と一緒に並んでレジのカウンターに。
通常は3枚で20ドルですが、今日は1枚が税込みで4ドル。
選んだ7枚のパンツが30ドルでお釣りがもらえます。
ところが、合計が18ドルでした。え?
つまり、値引き価格の4ドルから更に40%引きなんです。
たまげた2人は再び地下のバスケットに走りました。







TOP


2010/12/24 (Fri)  one day-21



end of 2010

photo by lorita12345



人情


先日、吉本のO氏がロンドンのアーバンアートの情報を送ってくれました。
リュウの作風はアーバンアートではないか?ウム。と、気づいた船木さん。
すぐにブルックリンで制作をしているリュウにO氏の情報をメールしました。

それに反応したリュウのメールには、いかにも驚愕した様子が書いてあります。
「うわぁ!まさにこれですねん。俺もロンドンに移って絵を描きますか?」
作家にとって、斬新なインスピレーションが次のアイデアになる。
知識を学ぼうとしないで自分の世界だけに生きている作家が多い中、
刺激を素直に自分のものにしようとするリュウ。金がなくても心は豊か。お見事。

今朝のO氏のメールは岡山プロジェクトを雑誌へ寄稿してくれる初稿文でした。
あれは3年前。冬の岡山に颯爽と現れ、初対面で自己紹介をする凛とした姿。
肌が透き通った美しいイケメンに岡山の空気が変わりました。
あの人は・・・吉本の芸人さんでは?羨望の目で見つめている来客者たち。
あれ以来O氏とは親交を続け今日に至っています。
彼には感謝の気持ちを言い尽くせなく、彼の人情の深さを感じています。

昨日紛失していた指なし手袋が見つかりました。
自慢していたアタシの手袋をスーパーのレジのオバサンが記憶していました。
皆に見せびらかして印象付ける事がいかに大切なことか。今後も励行します。
いずれにしても、ここにも人情というものがありました。









TOP


2010/12/25 (Sat)  one day-22



>





ハーブ&ドロシー


日本はクリスマスですね。当地はイブの朝です。

早朝、東京からの電話で叩き起こされました。
クリスマスでも東京は仕事をしているようです。

O氏のメールにハーブ&ドロシーの映画を見に行くと書いてありました。
新聞などで話題になったコレクター老夫妻の実録映画です。
(監督、プロデューサー佐々木芽生の作品)
老人2人をメインに、今春亡くなったクリスト夫人のジャンヌ・クロードや、
隣人の車イスで制作をするチャック・クロス達がインタビューに答えています。

郵便局職員が買い集めた現代アートの山。
アパートの壁から天井からベッドの下まで山積みにされている作品群。
質はどうあれ、根性で集め続けたハーブ&ドロシー夫妻。

皆様へのクリスマスプレゼントはアートです。







TOP


2010/12/27 (Mon)  one day-23



end of 2010

photo by lorita12345


雪の女王 1


クリスマスを過ぎると そこは雪国だった。
このフレーズに気づいた人は右手を挙げて!
そこのアナタ、手をあげたでしょ。(*´σー`)ふっ

接待でお客さんとお昼を済ませた船木さんが雪だるまになって帰宅。
君はでかけなくて良いの?ものすごい大雪だよ。好きでしょ?
おっしゃー!次はアタスの番だ。でかけるっす。
やはりね。君は犬だ。フッ。

猛吹雪の中を船木さんの靴下を買いにスポーツ用品店まで歩きました。
ワシントンスクエア公園の道に凍結防止用の塩を撒く軍団と遭遇。カシャ。

そういえば家の前に塩を撒かなくては。
歩行者が家の前で転んでケガをしたら、ビルが訴えられます。
Liabilityというビルの保険はありますが手続きが面倒臭いんです。

今年の雪は誰が雪かきをするのだろう。昔はアタシもやっていたのですが、
この数年は、雪かき大好き!というエミリンがやっているようです。

駐車している全部の車の後窓にオリジナルサインを書きました。


end of 2010

photo by lorita12345










TOP


2010/12/27 (Mon)  one day-24



end of 2010

photo by lorita12345


雪の女王 2


雪の女王、LORITA のオリジナルサインが消えた午前8時です。

昨夜は猛吹雪でエンドレスに降り続くかと心配しましたが、今朝は陽光が見えます。
サラサラの雪の上を沢山の新聞紙が舞っています。走行する車はゼロですが、
お昼頃には恐らくいつもの騒音の街と化すでしょう。

雪の女王は我慢して今しばらくは外にでないでいます。
外にでる際は、必ずロビーのドアを開けなくてはなりません。
きっと雪でドアが開かないと思います。誰かが重いドアをあけ、ザクザクと
雪かきをする義務があるからです。一番乗りの悲劇とでも申しましょうか。
アタシは腰痛の被害者にはなりたくないのです。


end of 2010

photo by lorita12345


被害者第一号 みっけ。






TOP


2010/12/30 (Thu)  one day-25



end of 2010

photo by lorita12345


雪の女王 3


ラッセル車が出動しています。
UPSの茶色のトラックが走っているのを確認。
いよいよ世間が動き始めたようです。

豪雪で2日間家の中にひきこもっていたのですが、今朝は一番に
メールでプレスリリースを発信し、DMの投函で郵便局へでかけました。

雪が道に盛り上げられ、獣道のような道が作ってあります。
大転びすることはなさそうですが、雪が解けて道がドロドロです。
わざわざ雪部分を探してその上を歩くのですが、とんでもない。
実は雪の下が解けて水溜りになっていることがあり、足をつっこむと悲劇です。
雨靴の先で恐る恐る確認するか、あるいは誰かの後を歩くのがベストです。

ああ 太陽が眩しい。

シカゴのディビッド(UPS)から発送したというメールが届きました。
30日に届くそうで、無事に荷物が届けば今年の仕事納めになります。

元旦はシンプルなお雑煮を食べてから、いよいよアタシの作品の梱包作業です。
3日の日通アメリカの仕事始めに大きな木箱を渡すことになるでしょう。






TOP


2010/12/31 (Fri)  one day-26



the end of 2010

only one person remember this photo.
this is for you, eraieraimushi.


count down


日本は大晦日ですね。こちらは1日遅れの30日の夜です。

さて、今年も雑用に追われた多忙な年でした。ましてや、
人生で想像もしていなかったハプニングが起こり、この年齢になって
ワンステップを踏みだす機会を得ました。時間と分と秒との戯れを大切に
静かな気持ちで2011年を迎えます。

大晦日は経理の傍ら、台所の机で下絵を描き、蕎麦を茹でながら、
カウントダウンを待つタイムズスクエアの群集をTVで観覧するでしょう。

真夜中0時には恒例の消防車のクラクションの音が鳴り響き、
道路を走るイエローキャブ達も一斉にクラクションを鳴らします。
誰もが新年を祝う中、今年こそは睡魔に勝ちたいと思っています。

皆様には今年も大変お世話になりました。
2011年も伝・ロリ板をよろしくお願い申し上げます。








TOP


2011/1/1 (Sat)  one day-27



Happy New Year!



2 0 1 1


あけましておめでとうございます。

さしずめ、日本だと、
NHKの紅白の後、行く年来る年でどこかのお寺の鐘の音を聴くのでしょう。
皆様がお雑煮を食べて寛いでいる元旦のお昼頃は当地は午前0時前で、
ギリギリまで仕事をしていました。

新年になった午前0時。
郵便物の投函で外にでました。ついでに今年最後の生ゴミを捨てましょう。
新年を祝う車のクラクションの音が鳴り響き、空には花火の音だけがパーン。

着飾った若者達がパーティーに行くのでしょう。雪の泥道を楽しそうに歩いています。
薬でフラフラの若い女性が携帯を耳にあてたまま道路脇の雪山にぶっ倒れ、
男達が彼女を助けると、礼もなくヘラヘラ顔で携帯だけは絶対に放しません。
あきれたアタシは雪の中に隠れたゴミ箱にゴミ袋を投げ捨てました。

午前2時。初風呂にはいり、やっぱり年越し蕎麦を食べないと。
結局蕎麦を打つ時間がなく、Sony氏が食べたUFOの焼き蕎麦は魅力ですが、
食べ飽きた「辛」ラーメンしかありません。どうしても焼き蕎麦が食べたい。

スパゲティをゆでました。キャベツの千切りと細切れ牛肉を炒め、
青海苔、削り節の上にグニュグニュとマヨネーズを絞り出し、
韓国ドラマを観ながら、2人分の焼き蕎麦を軽く平らげました。

"めざせ!130パウンド!"を目標に、今年も頑張ります。





TOP


2011/1/3 (Mon)  one day-28



BOX 2



BOX 2


お節料理のない、お雑煮だけの元旦でした。
年越しに食べた焼き蕎麦が美味しかったので、元旦の夕食は焼き蕎麦。
大目に作ったので翌日のお昼も焼き蕎麦でした。餅と蕎麦の炭水化物攻め。
リバンドが怖くて食べないなんてナンセンス。

街はさすがに人通りが少なく閑散としています。
元旦は会社の初仕事だったので自宅で待機しました。
時間がもったいないのでBOX−2に残りの作品の梱包作業を。
乾きが完璧でないのが気になりますが、もう時間がありません。

木箱は業者に頼めば滅茶苦茶高くなるので、船木さんが作ってくれました。
15万円の送料を覚悟して1箱目を11月に発送を済ませましたが、
後で送られてきた伝票をみると約6万円ほどでした。それにしても、
こんなに高い送料を支払って展覧会をする意味があるのだろうか・・・。
少し疑心暗鬼に陥っています。

明日は運送会社が集荷にきてくれますが、手放したらそれまで。
今更ジタバタしても仕方がない。まな板の上の鯛の心境です。

元旦はドローイングを描き、翌日はドローイングからキャンバスへ。
実に充実した正月休みでした。面白い作品ができそうです。

さて、3日は本業の初仕事です。







TOP


2011/1/5 (Wed)  one day-29



ryu

photo by Ryu


夜中のトイレ


今夜は早めに仕事を切り上げ、お風呂にはいって午後10時半に就寝。
寝床で文芸春秋を読んでいるとお腹がグルグル。オナラがプープー。
快眠は快便からと申します。便意をもよおすまで日記の更新をしましょう。

昨夜、リュウとモトコ夫妻が律儀に新年の挨拶に来てくれました。
2人の友人でアーティストの女性もいらしたので簡単なお雑煮を作りました。
ビールがなくなったので、焼酎をだすと、酒豪のモトコが、
めっちゃ美味しい芋焼酎やわー。広島産ですねー。
もしかして、ヨウジロウさんからのお土産では?(ご推察の通り)

祝席が盛り上がった頃、
モトコに将来の抱負、今後のアーティストとしての指針を問いました。
「1年間で白黒つけます!」とモトコが言いきりました。(もう少しで泣くね

想像通りモトコがポロポロ大粒の涙を流して泣き始めました。

キタ━━━━( ;´∀`)━━━━!!

新年モトコの初泣きであります。

言い過ぎたかな。と後悔をしたものの彼女の本音を知りたかったのも然り。
"いつも声がでかい!"。次は夫のリュウに矛先を向け攻撃しましたが、
慣れてしまったのか、聞き流す術を心得ているのか、彼は終始ニヤニヤ。

これはリュウがメールで送ってくれた新作の作品です。
絵の具で汚れたアトリエの壁や絵の具が散乱する室内風景をトリムし、
斜めに撮影された絵をフォトショで限りなく平行に編集しました。
臨場感のあるアトリエ風景の写真は嫌いではないのですが、絵だけは
真っ直ぐに撮影するべし!と言いましたが、笑顔で交わされました。

オナラ・o(`^´*)o.。o○プー。

待っていてよかった。快便です。
これで眠れます。おやすみなさい。








TOP


2011/1/7 (Fri)  one day-30



fast food

photo by lorita12345


1月6日


会社用に東京銀行三菱UFJのNY支店を利用しているのですが、
昨年から銀行の窓口がなくなり、郵送で支払うシステムに変わりました。
銀行の馴染みのテラー達のその後はどうなったのでしょう。

本日、銀行から電話があり、1月1日からは銀行を通さないで、
直接IRSに支払ってくださいと連絡がありました。
オンラインでやっても良いものだろうか。なんとなく危険な臭いがします。
とりあえず、会計士のジョンに電話で確認しました。

インターネットでIRSに支払っても良いことになり、早速パンパンと
キーボードをたたき、エンロールメント(アカウント開設)を完了させました。
ところが、肝心のパスワードが1週間後に郵送されるとのこと。><
パスワードがなくてはオンラインでの支払いができません。

1週間後は日本に向かっているのでパスワードを待つ時間がありません。
今回だけ、銀行から電信(wire transfer fee $30)で支払うことにしました。
従来の電信方法は慣れているのですが、IRSの送金フォームが違うため、
銀行側も同様に不慣れで、今回の件で双方共に良い経験をしたと思います。

一つ経験をすれば、一つ学べる。
もし、間違えれば、もっと学べる。

しかし、なんですね、この程度の単純な作業で、
1日を潰したアタシは仕事師ではないようです。

IRSと銀行との電話で疲れたので気分転換に外にでました。
道路の雪壁は溶けて、もう雨靴は必要ありません。
凍てつく寒さの中でファーストフードのバンがでていたので立ち話。
アラブ系の兄さんがメキシコ料理のタコスを準備していました。







TOP


2011/1/9 (Sun)  one day-31



Mr. ozawa_intai

photo by ozawa_intai


ozawa_intai 氏


元旦2日目の政治部屋にて。

皇居への参賀に間に合うかどうか長々とログを打つ人がいました。
その人のIDは、ozawa_intai(小澤引退)。名前で初笑いです。

いつの間にか、彼のログが皇居の参賀から明治神宮、東郷神社、乃木神社、
果ては赤坂のミッドタウンビルの観光案内になり、目標の皇居は何処へ。
さっさと皇居に向かえば良いのにと助言すると、「20分でシャワーして行くよ」
そして、ピタリと彼のログが止まり無言になりました。

本日、この小澤引退氏と遭遇。参賀に間に合った?と尋ねると、

行ってきた。間に合った。写真もばっちり撮ってきた。陛下の写真である。
かなり近くにポジションをとれた。ふつうのデジカメである。いま写真をアップしよう。

この小澤引退を紙に書いて撮影?お笑いだけど凄く良い。
それにしても、物凄く下手な字だな・・・
この写真をロリ板にアップしていい?許可キボンヌ。小澤!


次の写真は綺麗に撮影された天皇一家でしたが、皇居前の分を掲載します。
なお、小澤引退氏の説明ログは以下のとおりです。


これはデジカメを片手でもって、頭上に高々とあげて撮影したのである。
ふつうに顔位置で撮影すると、参拝客の頭と日の丸しか映られない。
よってこの陛下の写真の下には、実際には無数の日の丸がはためいており、
人の頭の海になっていると思ってくれたまえ。ところでロリ板とは何だ?

え?あたしの日記なのですけど・・・

これならいい。可とす。

陛下の笑顔は格別であった。
他の皇族の方々の笑顔は、いくぶん造り笑顔っぽいところがあったが、
陛下の笑顔だけは、自然にでてきた何のポーズもない笑顔であった。
顔が笑顔でしわくちゃになるほど。これは確かに現人神であられると感じた。
天皇陛下の笑顔はすばらしい。演技がない。
たとえば、爺さんが孫の顔をみて、おもわず笑顔するとき、そこには何の作為もない。
それと同様で、天皇陛下の笑顔にはポーズというか造作が微塵も感じられず、
ほんとうに自然体の笑顔で、それが満面の笑みなんです。

天皇陛下バンザイ!

午後からの参拝客のうち、おそらく10人のうち2人ぐらいは欧米人だった。
それもちょっと教養のありそうな、知的な感じの西洋人が多かった。
たとえて言えば、英国紳士のような。



皇居前の写真をアップしたロリ板を小澤に見てもらいました。

うむ。こうして他のブログのなかに掲載された自分の写真を見ると、
さっきより幾らか芸術的に見える。








TOP


2011/1/11 (Tue)  one day-32



1/10/11

photo by lorita12345


出発3日前


片付け開始。まず冷蔵庫を掃除。食べられるものは食べよう。
大根まるごと一本残っていたので、ごぼう、コンニャクと一緒に煮ました。
一見、貧相なオデン風。沢山残ったので毎日食べよう倹約生活。

今朝銀行の帰りに、目的もなくスーパーに立ち寄ったのがいけませんでした。
ビュッフェ式の温かい朝食が秤で買えるのですが、無意識にプラステック箱が手に。
軽いサラダを選んでみたものの、昨日は根野菜だったので蛋白質が不足しています。
栄養補給のためにソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグなどを選びました。
帰国するまでは絶対にドルを使わないぞ!そんな決意が早くも崩れました。

大工道具店でナイロンシート1枚を買い、ついでに画材屋に。
画材屋で何を買うでもなくプラプラ。絵具棚の前に立つと誘惑に負けそうです。
結局、超高価なカドミウムレッドを買ってしまいました。2本も・・・><

今回は筆を酷使したので、20号の太い筆の毛が磨耗しています。
これも高いんですよ。欲望という名のロリータは2本も買ってしまいました。

2枚同時進行のキャンバスの木枠がとても重い。反対したにも拘わらず、
ケチの船木さんが高いものは良質と唱え、こんなところで見栄を張るか?
壁にかけて描くと、古い建物のため重さで壁の釘がいまにも抜けそう。
キャンバス上部に筆が届かないのでイスの上にヨイショ。イスから落ちそうで、
巨体がドーーンと落ちても何も不思議ではありません。
危険を避けて、税金書類のはいった重いダンボール箱を積んで描いています。


いやに寒い・・・。

仕事場の暖房から冷風だけがでていました。壊れたようです。
修理を呼ぶ時間と、修理費がないので2月末の渡米まで放置します。

それにしても寒いです。
毛糸の帽子、指なし手袋、毛糸のマフラーを3重に巻いています。








TOP


2011/1/12 (Wed)  one day-33



1/11/11

photo by lorita12345


1-11-11


冷凍人間の朝です。おはようございます。

船木さんにメールで仕事場の暖房が壊れたと報告すると、
翌日返信がありました。

知っている。以前から調子が悪いのである。
再起動を繰り返していると運がよければ温風がでることもある


何度も試みましたが全く反応がありません。生意気な暖房です。
リュウとモトコはガス代節約で一度も暖房をいれていないとか。
彼らのシチュエーションを考えるとアタシだって耐えられます。
先日の居間の暖房を修理しておいて良かった。生存できます。

食料は、レタス、奈良漬、沢庵が3切れ、ミルク、去年の夏のゼリー、
卵、青ネギ、非常用に買っていた焼き蕎麦、などを残すのみになりました。
脳内には残2日間のレシピができています。今夜は焼き蕎麦を食べます。

昨夜は厳寒の浴室で真っ裸になり髪を切りました。
あ、少し左が長いね。ジョギジョギ。あんあん。右が変。ジョギッ。
後ろ?昔は合わせ鏡をしていましたが、最近はズバリ勘です。
これから1ヶ月間はバタバタするので短めに切りましょう。ジョギジョギ。
うわー。短くなりすぎた!左右もアンバランス。( ;´∀`)トホホ
ま、いっか。そのうちに伸びるっす。( `・∀・´)v

本日はカリフォルニアからの荷物待ちです。今日届かないと困るのです。
検索すると本日午前9時から午後8時までの間に配達と表示されています。
ここのところは表示命。後は野となれ山となれ。信じるしかありません。

荷物を受け取り、USBに最新のデータを移動すれば完璧です。
楽勝ですわよ。(´0ノ`*)オーホッホ!!






TOP


2011/1/13 (Thu)  one day-34



done!

photo by lorita12345


OK


昨夜からまたまた雪が降っています。吹雪でフライトが遅れるか、
もしかしたら飛ばないかもしれません。が、荷物と心の準備はできました。

今回は軍隊用のアーミーバッグではなく、10数年前のスーツケースを利用し、
生乾きの小さい絵はバックパックにいれて背負います。万が一、税関で検査
されてもアタシの絵なので課税の心配はありません。

出発間際まで加筆をする急ぎ働きは逆効果なので筆を置きました。
筆を丁寧に洗い、パレットの掃除をし、絵具箱に布をかけ、降る雪をみながら、
ブラインドを下げ、アトリエのドアを閉めました。3月までごきげんよう。

サクちゃんから下記のメールが届いています。

岡山駅に到着する予定日と時間を教えてください。迎えにいきます。

saku-chan

photo by saku-chan


寒中バーベキューの予行練習なう。

いつも微笑ましい書き込みをしているサクちゃんのツィッターからです。
車庫兼仕事場の寒々とした空間が微妙に美しくて、しばし魅せられました。

夏の岡山ではレンタルしたモニターで黒澤の「七人の侍」の鑑賞会をしました。
不評だったにも拘わらず新聞社の黒上氏から再上演のオファーがありました。
モニターもない、地デジのTVもない環境では不可能です。いつかそのうちに。

年末に、寄り目の少女画像の賀状をBCCで日本時間の真夜中に送信しました。
アタシのビジネス用のHPをハイパーリンクでリンクする画期的な試みです。
送信者が誰なのか分からないだろうと想像していましたが、送信直後、
直ぐに新聞社のM氏から返信が届きました。

ご帰国を楽しみにお待ちしています。今年もよろしくお願いします。

シンプルな文面ですが、彼の優しさを感じました。

今回のプロジェクトは地味なので多くの人々との出会いは期待できませんが、
愛のある人々との再会を楽しみにステップ軽く旅立ちます。

ロリ板をご愛読くださる皆様。いつもありがとうございます。
次は岡山からお会いしましょう。c ya






TOP