ロリータのひとりごと

ロリ～タのひとりごと

2012/2/1 (Wed) LINKER 10-1

lorita12345

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「99%」の日記は↑の画像をクリックしてください。

L I N K E R

ロリは収納の天才。
船木さんが古い友人に話しているのを聞いて、
実は大した事をしていないと言いたい気持ちでした。

本は本棚に並べ、細々としたものは倉庫に収納。
家具は殆ど無く、2人の古い衣服は捨てました。

鍋や食器は隠棚の中にキチッと並べ、
靴はクリームを塗り磨いて靴棚に収納。
友人に進呈した作品は彼がジープで搬出をし、
東京の友人の作品は宅配で発送しました。早速、
超多忙な若者から船木さん宛に礼状が届いています。

ダンボールの空箱や梱包用のワラ半紙の山。
画学生が数袋で十分ですと車に載せて持ち帰り、
残りの梱包材はすべて日通が引き取ってくれました。
木箱の材木は近所のH氏が自宅に引き取ってくれました。
助けてくださり感謝しています。ありがとうございました。

あれだけあった大荷物が忽然と消え、
数ヵ月前のNYでの喧騒は何だったのだろうと、
シンプルな空間を見ながら感傷的になっています。

2012/2/2 (Thu) LINKER 10-2

mild seven 6
photo by lorita12345
EXCELLENT

トモコから2012年初仕事の報告メールが届きました。Excellent。

引越し作業がなければ、具体的なノウハウを説明できたのですが、
あまりに多忙すぎました。しかし、彼女のイケイケ精神を知っている
ので任せて良かったと感じています。過去の失敗を彼女は悔しいと
言いました。しかし、これこそ彼女の未来への一歩。いつの日か
経験が宝玉のキャリアになるでしょう。

夫君、コタツの帝塚山画廊での個展が来月に迫り、深夜まで
下地作りの手伝いをし、日中はバイトで東奔西走のNY生活です。
猫の手を借りたいほど糞忙しい時期なのに良い仕事をしてくれました。
北米を制覇すれば、次は大英帝国です。

他人の為に時間を費やす事も大切ですが、自分の時間は貴重です。
今何をやるべきか、聡明な彼女は理解していると思います。
叱責と罵倒で彼女を何度も泣かせました。暫時、歯を食いしばって、
頑張っていただきたい。そして、たまには夫婦喧嘩で発散しましょう。

相変わらず安価な巻き煙草を2人で巻いているんでしょうね。
本日、Mild Seven、2dzと黒豆を航空便でcatにc/oで送りました。

2012/2/4 (Sat) LINKER 10-3

closet
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エーゲ海から愛をこめて

心待ちにしていたNITORIの整理ダンスが届きました。
整理タンスに衣類を収納すれば引越しは終了です。
トモコに教えてもらったヨーグルトを毎日食べ、
脳味噌の整理機能に抜群の延髄をフル回転。
片付け上手は計画通り完了させました。

bed
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4畳半サイズのアタシの部屋にはクローゼットとベッドがあるだけです。
ホームセンターで角材1本を17cmに切って貰い、低いベッドの脚に継ぎ足し
高くするとベッドの下に収納スペースができました。余談ですが、1本の釘を
ホームセンターで買うだけで軽トラを90分間無料で貸してくれます。
船木さんが友人に言いました。ホームセンターの軽トラが走っていれば、
運転しているのは、「俺」。

午前5時。裏の寺の鐘がゴーーン。ゴーーン。
午前6時には家の前を路面電車がガタガタと騒音をたてて走ります。
住み始めた頃は、何だこりゃーー！と暗い気持ちになりました。
しかし、住み慣れた今は、まるで小鳥の囀りのようなものです。
客が泊れば１度は騒音の洗礼を受ける事になるでしょう。

今朝はいつもより寒くてブラインドを上げると窓が凍っていました。
数時間もすれば氷が溶け、手入れされた寺の樹木の森が見えます。

日本中が大雪で被害がでているというのに、
この地はまるでエーゲ海です。

2012/2/5 (Sun) LINKER 10-4

new bookcase, Okayama
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a letter from New York

Just wanted to thank you for the bookcase and washing machine!
Installed it yesterday and did the first washings with it.
It works great! Very clean and funny it still smells like you :-)
I left the table for Yen's brother. It was large for me.
It is still messy here, but I attached a few pictures.
Wishing you well!
Love,
Emmelien

bookcase,New York
photo by Emmelien
washing machine, New York
photo by Emmelien

帰国直後から毎日のように、NYのリチャード、ゲリー、イエン、ケリー、
ヴェラなどの他、多くの友人達からメールを受信しています。

律義な内容の文面に感涙。もしかしたら、禅教育の日本人よりも遥かに
アメリカ人の方が筋を通している？人間形成が成された若者達には難しい
かもしれませんが、人間関係に不可欠な基本を忘れないで欲しいものです。

友人達にその後の報告が未だ出来ていません。焦り気味です。
今日もエミリンから画像付きのメールが届きました。

あの日、精神科医の彼女は自分も母国に帰ると泣きました。
フランス国籍のエミリンと日本人のアタシ。鉄の女の愛称のエミリンとは、
異国人同士の仲間意識が強く、互いの意思を尊重しあって生きてきました。

2枚目の画像は船木さん手作りの古い本棚を分解し、材木を運び、
自分で組み立てた本棚です。流石に鉄の女の成せる技。驚きました。
3枚目はランドリーに設置したというアタシのミニチュア洗濯機です。
1枚目の画像は岡山に新しく設置した本棚です。A-Zの整理は未完成。

先ほど近所のH氏が来られ、POPでまとめた壁を見ながら深く頷き、
綺麗にできている。と褒めてくれました。彼はこれから愛犬ジュンと
雪の蒜山高原の別荘にでかけるそうです。22日の瀬戸内海での
魚三昧に誘ってくれました。カキオコ、ハマグリなど涎がでます。
残念ですが、この日は東京の現状と動向を探りに出張します。

長い休憩はここまで。次に向かって動くことにしました。

2012/2/7 (Tue) LINKER 10-5

designer pin
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WORK OUT

日本銀行本店に御社のサイトが分かりにくいと電話で苦情を述べると、
分からないなら銀行の為替担当者に尋ねてくださいと助言されました。

事前にサイトから様式を十数ページもコピーをして銀行に行くと、たった
１ページの用紙に記入で完了しました。30日間、日本銀行のサイトを読破
したアタシの努力は一体何だったのでしょう。いつの日かこの経験が布石に
なるに違いないと、自分で自分を慰めています。

面倒な書類を提出した後、岡山駅で新幹線の割安新幹線、旅行社で
飛行機の特便価格を調査し、ブラッと桃太郎大通りを歩きました。

いつもならチャリですが今日は徒歩。岡山駅まで片道30分です。
NYなら普通に歩く距離なので大した事ではありません。歩けば新しい
発見があることに気付きました。将来は岡山の観光案内人を目指します。

サクのオフィスに立ち寄るとマルちゃんとサクがマックで仕事中。
サクの新店舗で買ったピンに2人が、オー！と感嘆の声をあげました。

2012/2/8 (Wed) LINKER 10-6

sign pole
photo by lorita12345
まるみちゃん

NY滞在中の3カ月間。伸びきった髪を自分で切りました。
バリカンも鋏も引越しセールで売ってしまい、あるのは事務鋏のみ。
同居人の髪も伸びていたので切ろうとすると素早く逃げられました。

寒い浴室の鏡の前で真っ裸になり、「勘」で切る断髪式。
邪心はいけません。後先を考えてはいけません。いさぎよく切るのです。
少々変になっても問題ない。ギャツビーで毛をたてて誤魔化せます。

(b´▽｀) Do not worry!

友人達はギャツビーで立てた不揃いの髪をオサレーと褒め、日頃
信用のないアタシが、自分で切ったのよ！と説明しても、ウッソーと、
素直に信用してくれませんでした。

帰国後はオサレを考える余裕など全くなく、もうすぐ1ヵ月です。
やっと先日、バラバラ髪を理容師のマルミちゃんに切ってもらいました。
さすがに彼女はプロ。いつもの女前が滅茶苦茶上がりました。
マルミちゃんを先生と呼ばない理由は以下の通りです。
名前が可愛い。声にだせばキュートな響き。笑顔が可愛い。
会話が知的。ヴィジュアルがスタイリッシュ。

船木さんはマルミちゃんの旦那さんに切ってもらっています。
NYではバリカンをフルに活用していましたが、ここは日本です。
綺麗に整った船木さんの頭髪をカッケーと褒めると、照れながら、
「だな・・・プロは違う」

2012/2/10 (Fri) LINKER 10-7

relaxation
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a lettter from Italy

ロリさん。ごぶさたしています。

私はいつも“ロリータのひとりごと”を見させて貰っていますので
久しぶりとは全然思わないのですが、どなたかなという感じでしょう。
私もいつか日本にひきあげようと思っているだけに、最近のブログは
人ごとのようにはおもわれませんでした。

大切な人生の節目を明るく、前向きにいきていこうとするロリさんには
色々と教えられています。さすがＮＹに長くすんでいらっしゃたので、
もともとの力強いパワーにターボがかかっているなと思ってみていました。

しかしブログが実生活の感情の起伏をそのまま反映出来るわけはなく、
大切なことは心に籠り、中々そのまま書くことはできないことでしようが。

イタリアで殆ど山小屋生活のように人付き合いも悪く1人静かに絵を描く
毎日ですので、友達も少なく引揚げる時もひっそりしたものだと思います。
日本に帰っても移植した木にあらたな根っこが生えるようになるまでには
けっこう時間がかかることを思うと、なかなか決心がつきません。

そういうわけで、ブログをみながらロリさんの大変な時とわかっていながら
何もお役にも立てず、1人疑似体験をさせていただいていたというわけです。

岡山での生活場所がユニークな場所になって、皆を温かい光の渦に
巻きこみながら大きくなっていかれるとことと思っています。海外で生活
したものだけが感じる日本というものをそこに秘めながら。

またいつかお目にかかれますことを楽しみにしています。　　藤夫

藤夫様

1週間前に頂戴したメールに今頃返信をしています。失礼いたしました。
流石に同じ海外組。良く理解しておられると感服しています。そのうちに
NY生活と比較する余裕がでてくるでしょうが、焦ることなく冷静に行動を
始めようとしています。BigCameraの店内にお試しマッサージイスがあり、
このダイエットイスだけが空席でした。快適な動きに酔い、ハッと覚めると
１時間も爆睡していました。アタシはどこででも生きていける人間です。

2012/2/11 (Sat) LINKER 10-8

valentine
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瑞子さん

曾祖母の名前は水子と言います。
色褪せた大昔の戸籍謄本にその名前がありました。
祖母にも曾祖母にも会ったことがありません。
夢見る少女は昔のアルバムに釘付けになったものです。
革張りのアルバム帳に日本髪を結った御所房の着物姿の美人。
その女性が曾祖母の水子（ミズコ）でした。

近所の歯医者さんの奥様、瑞子（ミズコ）さんとの初対面が5年前。
記憶が正しければ、ドロドロになって岡山の改造をしていた冬の朝でした。
町内会の回覧板を持ってこられて立ち話。幼い頃から憧れていたミズコさん
繋がりで彼女の名前をすぐに覚えました。数年前に亡くなった父君は、
世界的に有名な現代写真家です。

1月11日、JFK飛行場で出国手続きを終えてバックパックを床に置き、
これでNYとしばらくの間お別れ。ボンヤリ窓の外の空港を眺めていると、
日本のドコモの携帯に電話がはいりました。ん？船木さんかな？

瑞子です。
今どこにいるの？
岡山じゃないの？

ああ、これで岡山に生還できる。
全身全霊、ジャパ～ン！でした。

バレンタインチョコは瑞子さんからです。
ごちそうさまでした。

2012/2/12 (Sun) LINKER 10-9

仕事で午前2時に起床するつもりが、
目覚めたのが、午前4時。

ぎゃぁぁぁぁぁぁーっ！

船木さんがやってくれたようです。
5時の分はヨロシク。と寝室からの声。
あ、ありがとう。5時はアタシにお任せください。
目覚ましをセットして再びポカポカ布団で仮眠。
次に起床したのが午前7時過ぎ！グハッ！
これでは先が思いやられますわ。(ノД`)エーン。

日曜日の朝はゴージャスな朝食を作りことにしています。
良く寝たので、今朝のメニューはフレンチトーストに苺を添えました。
金時芋が沢山転がっていたのでついでに焼いて3時のおやつです。

仕事をしていると、サク夫妻から電話があり、大学の先生の画廊で
後輩が展覧会をしているので一緒に行きませんか？と誘ってくれました。

gallery
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野を越え、山を超え、ジープのナビで走ること1時間。
画廊は山の頂にありました。こんな山奥に来廊者がいるかぁ？
芳名録に知人の名前を発見。まだ帰国の挨拶をしていなかった・・・。
家の片付けはいい加減にして、本腰をあげなくてはと感じています。

画廊の別棟に先生のお洒落な自宅とアトリエがあります。
サク夫妻と自然光が溢れる居間で先生の作品や収集品を拝見。
ピクニック気分の楽しい日曜日の午後でした。

gallery
photo by lorita12345

途中、山の麓にある名物の卵かけご飯の定食屋さんでランチ。
意気地なしの船木さんは下痢を恐れて生卵抜きで白飯と味噌汁のみ。
卵ご飯大好き男のサクは大盛ご飯に卵2個を混ぜてぺロリと平らげました。

2012/2/14 (Tue) LINKER 10-10

pig board
photo by lorita12345
まな板のブタ

午前6時に起床して1時間歩いています。
帽子、マスク、ジャージー、首タオル。ポケットにキンカン2個。
1個目は中間地点の後楽園で、2個目は家が見えた頃に食べます。

従来の73㌔が67㌔に減っていることに最近気付きました。
昨年の1月から再渡米までの波乱の10ヶ月間、岡山市内をチャリで走り、
登れなかった心臓破りの坂は今では立ち漕ぎで一気に登れます。
あの時期は食事も睡眠も不規則。それが原因なのか、或いは先日の
3ヵ月間のNY生活の為なのか、減った原因が分かりません。

食べる量は少ないのですが間食が多い性分。若い頃の48㌔が長い
海外生活でいつの間にか73㌔になっていました。帰国前日のNYで
アントロポロジーの70%SALEでSのデニムを買いました。ヒッヒッーと
呼吸を荒げて止めたウェストのボタンは今後の目安になるでしょう。

朝食後、午前9時までVivianのように自室に籠ってナルちゃんタイム。
行ってまいります。仕事中の船木さんに挨拶をして1階のオフィスへ移動。
英語のNETニュースを聞きながら今日の日付にチェックをいれて開始です。

2012/2/15 (Wed) LINKER 10-11

6 am
photo by lorita12345
雨・・・

朝から雨です。

午前6時に予定通り家を出発。そのうちに小降りになると期待しました。
折角、徒歩1時間コースダイエットを計画してまだ2日目だというのに、
雨程度で辞めるわけにはまいりません。

歩き始めて10分。小雨が大雨に変わり帽子もマスクもグチョグチョ。
濡れネズミ女を見かければ、それはアタクシです。(´－｀；)

旭川の河川から道路に上がると、目の前に朽ちた家屋が。これは何？
どこからきたん？家の中からでてきた上品そうな老人としばし立ち話。
なんでも相当大昔に昭和天皇が宿泊された曰くつきの茶屋だそうです。

再び歩いていると、城が最も綺麗にみえる場所を発見。撮影ポイントは
チャリでは分からない事を知りました。雨で濡れた石碑の説明を読み、
ほっほーっ。なるほどーっ。全知識を得たような気分で城の下をトコトコ。
自ら命名した囁きの小道を歩いて自宅に帰るというのが1時間コースです。

NYでは隣の材木屋の職人達に拍手で見送られ、イエーイ！と颯爽と
出発したものの苦しくて、彼らが視界から消えると徒歩にアッサリ変更。
結局、ワシントン公園をジョギングする筈が2周歩いただけでした。
残念ながら翌日風邪をひき、ジョギング生活は2日目で終わりました。

スニーカーがずぶ濡れで、明日は無理かもと船木さんに言うと、
今回も長続きしないだろうと感じているようで、大丈夫だよ。
アンタにはド派手なNIKEの金や銀のスニーカーがあるではないか。

え・・・、じょ、、冗談は顔だけにしてくださいよ。
あ、あれは・・・。プレミアム付きのアイテム・・・。

ふぅ、それにしても明日の朝が気が重いです・・・。

2012/2/17 (Fri) LINKER 10-12

7 am
photo by lorita12345
rainy day

早朝の徒歩生活ですが信じられない事にまだ続いています。
5日目ですわーー！イエイ！

6:30、公園の中からラジオ体操が聞こえるので行ってみました。
暗闇の公園に10人程の人々が好きな方向を向いて体操中。
早速ジョイン。覚えているもので自然に身体が動きます。

今朝は旭川を縦断する辺りから第１が聞こえました。
河原の真ん中で1人夜明けの空を見上げて1！2！3！
第2はグループの最後尾に加わって、アン、ドウ、トワ～～
今朝はバレーリーナの振りでやってみました。

終了後、それぞれが別の方向に散っていくのですが、1人のオッサンが
わざわざ寄ってきて、貴女の体操は個性的だ。実に面白い。ワッハッハッ！
体操の後にバトミントンをするオバサンもアタシを見つけて嬉しそう。
今日も囁きの小路をお帰りになるの？と仰る。記憶の良いお人です。汗。

その後、不明門(アカズの門）をくぐって本丸へ。
ありゃー！本丸がコンクリートで復元されているのには驚きました。
石碑をみれば、"岡山は丘の上に城があったから岡山"　う～ん。
では、山の頂上にある松山城は松の山だったから？うーん。

写真は雨の烏城（岡山城）の本丸です。
帰り道の"囁きの小道"は本丸の真下にあります。
夏はヒンヤリと涼しくチャリでも走れる秘密の小路です。

2012/2/18 (Sat) LINKER 10-13

car search
photo by lorita12345
searcher

今夜はサクのレクチャーを聞きにいくので、その前に用事を。
粉雪が舞う寒い朝、灯油缶をチャリの荷台に載せてホームセンターへ。
90分間無料の軽トラで車屋さんへ寄り道をすることにしました。

昨日は別の車屋さんへ向かい風+片道１時間の距離をチャリで走り、
足がガクガク。長続きしないと感じました。こんな時こそ軽トラです。
朝の徒歩運動に必要なキンカンの実が7個ついた苗(390円)、ベッド用の
収納箱カート付(250円x3)、柔軟剤のいらないという洗剤、ダウニーの
ソフナーなどを買って軽トラを借りました。

お持ち帰り用の派手なロゴは思いっきりホームセンターしています。
車屋の正面に軽トラを乗り付けるとスタッフが驚いて出てきました。

試乗している船木さんを記念に撮影。赤の車が良く似合います。
1年前、洗濯物を干していると寺の駐車場に黄色の車が停まりました。
画像は今後のためにホルダーに保存していました。残念ながら、
ショップの在庫は黄色ではなく赤色しかありませんでした。

僕的にはシルバーが良い。
うそぉ。船木さん！
シルバーなんて地味すぎ！
目立たないわよ！

2012/2/19 (Sun) LINKER 10-14

Ishikawa's residence
photo by lorita12345
simple is the best

ダイソーで買ったジャスミンの植木が元気に育っていたのですが、
残念ながら寒気で枯れました。NYのアタシの身に何か起きたのでは
と心配した船木さんが家の中に運んでくれたのですが・・・。

新たな気分で緑の実が7個ついたキンカンの苗に植え替えました。
畳屋さんの奥さんが、鳥はキンカンの青い実でも食べるよ。
と教えてくれました。青い実のほうが美味しいのかもしれない。
青い実を１個食べてみました。苦い。これは食通の食べ物かも。

さて、玄関の殆どの植木がダイソーとホームセンター産。
100均で買ったローズマリーが大きく成長しています。しかし、
バラバラのエルミタージュ。考え直す時期かもしれません。

simple is the best.

早朝、他所の家を徘徊し玄関の植木を調査しています。

2012/2/20 (Mon) LINKER 10-15

Funaki's residence
photo by lorita12345
daily

今週は船木さんの代理で1週間出張します。

こんな時期です。何も急ぐ必要はありません。
飛んで火にいる蟲になりかねないので注意が肝心。
ジワーッと状況を把握してから行動するつもりです。
そして本格的な行動は来月から。忙しくなるでしょう。

昨日は米国のTax Returnを済ませました。仕事上、米国の税金申告
を続けざるを得ないので必然的に永住権を保持することにしました。
次は日本の確定申告(2011)の手続きで再来週税理士先生とアポ。
帰国によって身辺が変わりました。適応するにはまだ時間が必要です。
まるで軽業師の如く、これからもヒラリヒラリと動くしかないでしょう。

毎日のように訪れる岡山の某デザイナー氏。聞きたい知りたい人で
不思議に感じていました。いつもお茶をご馳走さまですと、ドラ焼きを
沢山くださり、次のプロジェクトを楽しみにしていると仰る。一方、
画廊を経営しているオーナーさんの苦労話を聞いていると、いきなり
当方の今後の動きについて問われ、そのうちに。と答えておきました。

訪ねてくれるお客様は神様だよ。と船木さんが言います。
そういう助言をしてくれる船木さんも神様。ただし、今は身辺の整理で
右往左往。今更説明をするのも面倒なので黙って動くしかありません。
毎朝ヘラヘラ歩いている訳ではなく、ロダンの思考する人なのです。

2012/2/27 (Mon) LINKER 10-16

tokyo tower
photo by lorita12345
tokyo tower

銀座で先ず最初に訪ねる所は遠藤氏(ロリ板ではＥ氏)の画廊です。
彼を待つ間、番頭さんの寺村氏から1本100円のピースを1本戴きました。
いまどき画廊で煙草が吸えるのはこの画廊くらいなものです。社長の
遠藤氏も愛煙家ですが、アンチ煙草の客人達が長く居座っている所です。

ここは知識の宝庫。アップデートな情報が得られるだけではなく、
社長や客人達の会話が面白く、私共にとっては砂漠のオアシスです。
前出の居間の李朝タンスは画廊の李朝を真似をしたくて長い時間を費やして
買いました。現代アートの中で意外に似合う飽きのこない家具だと思います。

業界の知識人である遠藤氏とは長いお付き合いになりました。
皆から信頼を得ている遠藤氏と夫人。今では兄姉のような存在です。

カシミアコートを着こなした遠藤氏の後姿は銀座の男をしています。
六本木、表参道、赤坂の坂道、乃木坂などを歩き、氏の鎌倉の別荘では
銭洗寺の山道を一緒に歩きました。この度もロリ板でお馴染みの等々力氏
の新オフィスまで歩き、次はお台場で下見。帰り道も歩きました。

道すがら夜の東京タワーを眺めながら氏に問いました。

ねぇねぇ。遠藤さん。東京タワーに上がったことは？

ないよ～

そういえばアタシもエンパイヤに上がった事がありません。
長く住んだＮＹを去ると報告すると、彼が言いました。
もういいんじゃない。日本に帰っておいで。

2012/2/28 (Tue) LINKER 10-17

copyright cartier

madam K

出張中の東京でも江戸城のお堀を小一時間歩いています。
朝シャンで洗った髪はタオルで拭き、ギャツビーで毛を立てるだけ。
化粧はMACのピンクとブラウンのアイシャドー+赤のルージュのみ。
次は服を着替えます。2着しかないので選択の余地はありません。
いつものアタシ流のコーディネイトで何とかしましょう。

船木さんの代理なので遊びはゼロ。遠藤氏と一緒に会場に行くと、
11月以来のマダムＫと再会。3人並んでお喋りに花が咲きました。

同列に座ったイケメン岩村氏が、ロリさん！と驚いて握手を。ブログ
でお馴染みの帝塚山画廊の松尾氏が背後からヤアと声をかけてくれ、
他の知人達とも再会。これで帰国の挨拶は完了しました。

翌々日も六本木の森ビルのG-TOKYOへ。エレベーターに乗ると、全く覚え
のない女性2人に、お久しぶりです！と声をかけられ、覚えているフリをして
カフェでお茶をしていると5時過ぎ。慌てて有明の会場に直行しました。

輝きでカラットが分かるダイヤのジュエリーを身につけたマダムＫ。
今日も隣の空席に手招きをしてくれました。咳をすると、頬笑を浮かべて
背中を優しく撫でてくれます。不思議な色合いのカシミアのスカーフを
彼女がフンワリと肩に巻くとダイヤのネックレスがチラリズム。上品です。
心憎い洗練された彼女の総てが輝いていました。う～ん、マンダム。(´-`)

素敵なコートですね。どちらでお買いになったの？
えーと。冬物70％引きSALEのアントロポロジーで・・・

首のアクセリーのようなものはナァニ？
えとー。髪用のカチューシャをネックレス代わりに・・・

首に巻いている紐のようなものはナァニ？
えーーと。スニーカーの紐です。柄が可愛いので・・・

ブルーの色タイツもＮＹでお買いになったの？
えーとぉ。アメリカンアパレルです。30%引きでした。
今回はタイツは１着しか持ってきていません。あー！
パンツは6枚あるので、毎日着替えていますょ。テフェ

そうなんですか。(*^-^)クスクス

まぁ、なんと申しますか、
エレガントな人は何をしても
すべてがエレガントなものです。

2012/2/29 (Wed) LINKER 10-18

luxious

fade out

チャリティーの音楽会に出席するというマダムＫを見送った後、
1人でイベントを見ていると、いつの間にか後ろの席に座った男友達が
ネッネッと何度も耳打ちをしてきます。魂胆があるようで身構えたものの
久しぶりの再会だったので誘われるまま夕食を一緒にすることにしました。

会場の入り口にド派手なスポーツカーがこれみよがしに駐車してあり、
え？ま、まさか、これなの？いつもの白いベンツはどうしたのよ。サッと
ドアを開けてくれたのですが、どうやって座れば良いのか分かりません。

両足をパッと真上に上げると、下着のパンツが丸見えになります。
ミヅマアートの原田氏、船木さんの弟的存在の家族との挨拶にも、
恥ずかしい姿で致しました・・・。

必死で座席に滑り込み、シートベルトを装着。
こんな車に、よくもまぁ～乗るわね～！と言うと、
彼は、そうかな？とニヤリと笑い、いきなり、
ブルン！ブルーン！スピードをあげました。

ギャアアアアアアアアア！
助けてーーー！

ニッと笑ってスッーとスピードを落としてくれたので、
あんた！心臓に悪いわよ！んっもー！
あ、そう？では・・・。ブルン！ブルーーーーン！！

ギャアアアアアアアアアア！

死ぬかと思いましたわよ。まじで・・・

2012/3/1 (Thu) LINKER 10-19

fellows

fellows

タカさんのブースの店番、ジェームス。彼のリージェントの髪型を冷や
かしていると、隣のブースの原田氏が背後に立ち、笑顔で、こんにちは。
アタシの担当でもある彼の開口一番は”振込をしますね”。
え？根耳に水。棚から牡丹餅の心境です。ヽ(・´ー`)ノ

会場をブラブラしていると、マダムＫから電話がはいりました。

面白いものがございました？
シャンデリアです。マダムは？
ワタクシもシャンデリア。
おー！ぴったしカンカン。ピーヒャラ♪

NY, HK, 大阪,東京などのフェアでいつも1人で接客をする画廊主の
ブースにもご挨拶。彼女は若い作家を紹介しているギャラリストで、
いつも熱心に作品の説明をしてくれます。これが実にＮＹ的で、
英語でいえばアグレシブ。

若い現代作家を紹介していかにして経費を捻出しているのか不思議に
感じていましたが、翌日には荷物が届き、彼女の迅速かつ完璧なプロセス
に成程と感じ入った次第です。

2012/3/2 (Fri) LINKER 10-20

Funaki'residence
photo by lorita12345
Int'l CPA

東京での収穫は何だった？と問われれば、

懐かしい友人達に再会できたこと。
岡山の船木さんがＧＯサインをくれたこと。
次の方向性が見えてきたような気がすること。

１週間の出張を終えて、今は自宅のPCで留守中にできなかった
USA側との交渉や書類の片付けをしています。これからも、
華やかではなく、地味でもなく、ありふれているわけでもなく、
自立した女になるために、無能と言われる前に、少しずつですが、
脳内の引き出しに保存しているフェロモンを炸裂させるつもりです。

出張中も気になっていた国際税理士の内田先生との会議を終え、
先生の簡潔明瞭なアドバイスで全てがクリア(明確)になりました。
後光で輝く40才の先生の後姿に深くお辞儀をして見送った後、オッシ！
再び気合いをいれてエクセルワーク。キーボードの上で指が弾みます。

2012/3/3 (Sat) LINKER 10-21

weight watcher
photo by lorita12345
one day

出張中は朝、昼食を取る時間がなかったので体重が減った筈です。

ホームセンターで買った針で動く体重計を愛用していますが、
当家の建物はかなり傾いているので、設置場所によって表示が
微妙に変化します。よって最も軽く計れる場所を探して計量しています。

以前、73から68に減っていたことを書きましたが、今朝はナント！69！
毎朝歩いているのにこんな事があって良いのでしょうか！マシーンが
壊れているに違いないと確信し、ビッグカメラで2500円相当のデジタル
の体重計を買ってきました。買ったというよりもポイントで無料。

限りなく身体を軽くするために、トイレで大小を済ませ、寒い浴室の
タイルの上で素っ裸になり、怖々デジタル体重計に乗ると・・・

69.5！Σ(　oノ)ノアリョー

2012/3/5 (Mon) LINKER 10-22

original Kibidango
photo by lorita12345
one day

当家の近所にキビダンゴでお馴染みの廣栄堂本店があります。

100年以上も続く老舗の2階を店員が総動員して大掃除をしていました。
面白いものが出てくるのではないかと興味深々。店を切り盛りしている
娘婿の原氏とはお喋り仲間です。いつも水に拘ったほうじ茶と草団子で
もてなしてくれます。ゆっくりお茶をいただきながら、店の前を走る
路面電車をみつめるのが日常になりました。ＮＹで観た映画"八月の蝉"。
キビ団子の本店、瑞子さんや蒜山さんの家が見え、そして当家もチラッ。

original Kibidango
photo by lorita12345

今日はTV東京が路面電車の旅という番組で本店を取材するとのこと。
デジカメを持って待機していると、TVのスタッフや俳優達が到着しました。

いつも静かな界隈が野次馬の住人達で溢れ、サクラとして参加した
知人達とも久しぶりにバッタリ。世間話に花が咲いていると、ＡＤさんが
スイマセーン！レンズにはいるのでー、そこは駄目でーす！必死の形相で
群衆に叫んでいます。アタシの東京の知人もＡＤをしてるんですよ。
柔な仕事ではないですね。と言うと、そうなんですよー！(泣）　

先日の東京出張中、ブログを読んだＡＤのスナオからメールを受信。
ロリさん！出張はＮＹ？それとも東京！？東京ならランチしませんか！
ランチなんて時間がもったいない。無理でーす。と返信をしました。

帰国前の2ヶ月間、ＮＹで一緒に暮らしたお茶目な同居人。
彼の爽やかな笑顔がまるで遠い昔の事のようです。

2012/3/7 (Wed) LINKER 10-23

illustrator
photo by lorita12345
one day

良い原稿を書きたいなら真情を吐露すべきである。

久しぶりにイラレ作業をしています。
1年ぶりなので方法を完璧に忘れていました。
奮闘中のアタシを気遣った船木さんが、
誰かに頼めば良いのに・・・と言いました。
そんなことをしたら、いつまでも自分で出来ない。
これまで1人でやってきたのだ。やるしかない！

以前のアタシなら数日間PCに齧りついていましたが、今回は
数時間で完成できました。早速データーを指定のFTPで印刷屋さんに
送信し、楽勝気分でTV番組をみていると、印刷屋から電話がはいり、
データが届いていないとのこと。(；´゜　゜｀)うっそぉ

再び冷え切った１階のPCを立ち上げ、電話でご教授を願いました。
データを圧縮してください。なんて言われてもね・・・方法が分からない。
分からないと正直に言うと担当さんが懇切丁寧に教えてくれました。

OK。できました。意外と簡単ですね。
そうなんです。簡単でしょ。＾＾
ウケの良い面白い青年？でした。

分からない時は何でも問う。
決して恥ではありません。

2012/3/9 (Fri) LINKER 10-24

NY Art Fair
photo by Mr.Miyashita,Tezukayama Gallery,NYC
one day

午前7時。

2時間のウォーキングから帰宅して一番にする事は、PCを立ち上げて受信
メールの確認です。ビジネス関係のメールを読み、返信をする前にジワッと
空をみて熟考。逆に友人達からのプライベートには素早く返信をします。

今朝届いたプライベートメールは、NYのチェルシーのフェアに出店している
帝塚山画廊の宮下氏。日本の生活模様を知りたいというYenとGary。同じく
心配してくれる弁護士のAndrew夫妻。女優のマオちゃんからは永住権を
GETした吉報報告、ガレージセールでバスローブを買ってくれた独身の
塩崎女史からも受信。彼女のメールを一部抜粋しましょう。

ロリさん！もうNYではないんですか？スナオさんはお元気ですか？

スナオへ。もしブログを読んでいれば彼女にメールをお願いします。
それにしてもアナタって、見えないところで人気者だったのね・・・

宮下氏のメール内容には、渡米前の大阪の帝塚山画廊に送った携帯
MetroPCSが大変役に立っているという礼状と、当家で食べたロブスター
の味噌汁が懐かしいと書いてあります。

在NYに住む多くの友人達全員に帰国の挨拶をすることなく去りましたが、
かつて当家を訪ねてくれた多くの人々がそれぞれの思い出を懐かしく語り、
NewYorkerだったアタシ達の存在を覚えてくれている。嬉しいです。

2012/3/11 (Sun) LINKER 10-25

before
photo by lorita12345
311

あの日から１年が過ぎました。
日本が復興に向けて邁進している中、
当方の環境も目まぐるしく変りました。
これからも前進するのみです。

さて、画像は自宅のアトリエです。NYから持ち帰った絵、新品の絵具、
10枚の新品のキャンバスが加わった程度で1年前と殆ど変りはありません。

早朝のウォーキングの後、洗濯物を干し、鉛筆を更に削り、全く汚れて
いないガラスのパレットを拭き、絵筆の毛先の埃を取り、モデル用の靴の
ピンクの紐に何度も手アイロンをかけた後、やおら、赤いツールに座り、
イスをクルクルと回しながら、3分間の瞑想をします。

本物の絵描きなら躊躇なく絵具を絞り出し作業を開始するのでしょう。
が、3分後のアタシの脳内は既に本日の仕事のノルマを考えています。
嗚呼・・・いつになれば描き始めるのでしょう。

キャッチ「晴れの国・岡山」はこのところ雨が続いています。生乾きの
洗濯物の行き場がありません。ホームセンターで250円の伸縮自在の
強靭なステンレス棒を１本買ってきました。片方をドアの蝶番に、片方を
船木さん手作りのイーゼルにかけると素晴らしい物干し場になりました。

after
photo by lorita12345

立派な理由付けができました。(〃ー〃)

2012/3/12 (Mon) LINKER 10-26

photo by lorita12345
回回回回回

イラレ作業→アウトライン→印刷オーダー。発注を済ませて一息。
3日後に刷り上がったDMが届いたのですが、当方の入力ミスで
「2回」の文字が「2階」になっていました。

どうしましょう。ま、いっか。軽く決断をして宛名用のラベルを買いに駅前に。
ついでにサクのオフィスに立ち寄ると、日曜日なのに仕事をしていました。
超多忙で付き合う時間なんてある筈がないのに、いつものサクスマイルで
接してくれます。若いのに人間ができていると感心しました。

このところ地元の老人からの携帯電話や携帯メールに戸惑っています。
当家に来れば何度も聞いている自慢話を数時間正座して拝聴しています。
音楽のご趣味は？の問いに、石川さゆりの天城越えです。と言おうとすると
オペラを大声で熱唱なさる。おーい。アタスの天城越えはいずこに・・・。
必死で作り笑いをする切れそうなアタシに船木さんが耳元で囁きました。
俺の親父だと思えば良いんだよ。

さてDMについて。自分なら誤字を訂正するとサクが言いました。
早速、極小で無数の「回」をシートにプリントアウトして船木さんに。
カッターナイフで「回」を切り、ナイフの先で貼り付ける作業です。

こんなもん楽勝よ。船木さんは直ぐに作業を始めました。
みるみるうちに1000枚の半分が仕上がりました。
ｄ(＞∀＜　)これぞ匠の技！残り500枚だ！頑張って！

2012/3/14 (Wed) LINKER 10-27

one month ago
photo by lorita12345
the old man and the castle

ウォーキングを始めた1ヵ月前の写真です。
現在の午前6時はずいぶんと明るくなりました。
3日坊主と思っていたのにまだ続いています。

城に上がる23段の階段の下で1人の大柄な老人と出合います。
人相がHemingway似なので、通称、和製ヘミングウェイ。
お互いに挨拶を交わすことなく、アタシは1息で23段を上ります。
下を見ると老人がヨロヨロと階段を上がってきます。

老人の行動をみていると、城の前で一礼をした後、城の真正面の芝生の
上で不思議な体操を始めます。ホイッホイッと舟を漕ぐ個性派バージョンも
あり、実にユニークです。10m離れてこっそり真似をすると、かなりキツイ。
優雅なラジオ体操など屁です。何年も体操を続けていると思われる彼の
軟ではない強い精神力に驚愕です。

もし、彼が倒れたらどうしましょう。
現場の目撃者はアタシだけです。
首からさげた携帯は必須アイテム。
エート。日本は110番でしたか？

2012/3/16 (Fri) LINKER 10-28

news paper
photo by lorita12345
報道とは、

新聞記者のＭ氏が訪ねてくれました。

彼とは渡米前の昨年10月に会ったのが最後で半年も経っています。
5年前、M氏が当方のプロジェクトを紙面に大きく紹介してくれたのが
最初の出会いです。蔵書で家が傾く程の読書家で、決して饒舌家では
ありませんが、会話の内容がいつもキラキラと輝いていて飽きません。

M氏がくれた新聞です。広角レンズがないので撮影はこの程度です。
311の東北大震災と津波被害の１年目を記念して、岩手日報、河北新報、
福島民報、福島民友の4紙が合同で出版したものです。通常の見開きの
2ページが4ページ綴りの珍しい構成になっています。印刷の手段を
断たれた現地の報道にかかわる人々は手書きで報道を続けたそうです。
秋田の先祖が明治初期に魁新聞を創設していますが、何をもってサキガケ
なのか、上記4紙に加わっていないのが残念な限りです。

昔、「新聞とは、」の語り口で始まる映画をみたことがあります。
映画の内容は記憶していませんが、この言葉が今も脳裏に残っています。
NET社会になり、新聞や印刷物の購読者が下向していると耳にしますが、
印刷物特有のインクの匂いを身体に感じながら、１ページを繰っていく。
そんな魅力を若者達は忘れているような気がしないでもありません。

2012/3/18 (Sun) LINKER 10-29

onion
photo by lorita12345
空飛ぶ玉ねぎ

隣人のH氏こと蒜山さんが玉ねぎを2本くださいました。
玉ねぎは岐阜？の親戚から航空便で送られてきたそうです。
リンゴを齧るように、玉ねぎを齧る衝動にかられます。

いつも面白いアイテムを見せてくださる蒜山さん。
くださったマウス敷きをいつも愛用しています。
不可能という言葉と無縁の何でもできる彼は日本の宝です。

船木さんは？と両手に何やらアイテムをもった蒜山さん。
無言で2階を指すとクルッと向きを変えて階段を上がって行きました。
本日のアイテムは玄関の来訪者がみえるカメラ装置のようです。

2012/3/19 (Mon) LINKER 10-30

tutankhamun
photo by 天保山
tutankhamun

いざ！大阪天保山へ！ツタンカーメンに会いに行こう！

地元の美術館の館長さんに誘われたのですが、本日、締切が
3月31日と判明。気合いをいれて取り組むことにしました。

コタツの個展初日が23日。大阪に行ったついでに観る？甘いです。
人混みの中でエイッ!とジャンプしてツタンカーメンと再会してもね・・・。
オッシ！翌週の出張までにオールしてでもやりきろう。覚悟しました。

ちなみに日本語のツタンカーメンは英語では通じません。
ツーティカゥルマァーというか。とにかく難しい発音です。

やはり連れて行ってもらう事にしました。
もしかしたら一生見られないかもしれない貴重な展示です。
4月14日だけは何もブックしません。ああ～。楽しみ～。
(´-`)m.。ｏO　ツタンさま～モエ～

2012/3/20 (Tue) LINKER 10-31

jump
photo by lorita12345
something

キビ団子の会長夫妻との近所付き合いが長くなりました。
マダムKが慶応OB繋がりで紹介してくれたのが始まりです。

美味しい寿司屋にレキサスで連れて行ってくれた時は、岡山の寿司屋は
山の頂上にあるのかと驚いたものです。岡山定住を決意した事を告げると、
Welcome(ようこそ岡山へ）と会長が即座に英語で答えてくれました。

引越しの片付けで帰国の挨拶もままならず無作法をしていたのですが、
先日突然、「帰ってきたんだね」。運転手を待たせて訪ねてくれました。

前出の某会社のマイペースな会長との接し方に戸惑っていたので、
後光の差す穏やかな会長の笑顔に思わず抱きついてしまいました。
今度フグを食べにいきましょう、と言い、慌ただしく去っていきました。

約束の夜、今度は夫人が愛車を運転をして迎えに来てくれました。
会長が女将に、上座はどっち？と問い、庭を背に我々が着席すると、
無口な板前さんの包丁がキラリ。いよいよ宴のはじまりです。

globefish in sake
photo by lorita12345

初めに筍の木の芽合えとフィレ酒で乾杯。フィレ酒の１口目を舐めると、
ウ、ウマイ・・・。究極の味です。長かった引越しの疲れが吹っ飛びました。
フグの薄造りからデザートのトマトの冷製まで全てが非の打ちどころのない
完璧なものでした。

311が勃発した時期の個展について、ジャンプの絵は売れたのかな？
あれは実に良い絵です。私が買います。と言ってくださる。当方としては
お気持ちは嬉しいのですが、無名ですから・・・。(´－｀；)

2012/3/22 (Thu) LINKER 10-32

leaking
photo by lorita12345
LEAKING

昨年夏の豪雨で当家の40年物の建物の側面から雨漏りがしました。
夏の台風までに原因を追及し修理をしなくてはなりません。

企業専のデザイナーさんが連日のように訪ねてくれるのですが、
先日は彼の男友達を連れて遊びに来てくれました。

その男性は当家の本棚の本を食い入るように見つめ、凄い蔵書ですな。
随分と身銭を切られましたね。と仰る。興味のないの人にはただの本。
ところが、彼の口から迸る美術の知識が尋常ではありません。

貴方は一体どなた様？

私は世捨て人です。名を名乗るような者ではありません・・・。

キャップを目深に被り、伸びた顎髭はまるで仙人のようです。
人相は変ってはいますが、彼とは以前会った事がありました。すると、
あー、思い出しましたー！と言い、そして、諦めたのか、胸ポケットから
一風変わった免許証のようなIDカードを取り出して見せてくれました。

プッと吹き出してしまいました。顔写真の眼にマジックで丸い黒縁の
眼鏡を描き、世捨て人団体などと社名まで印刷されています。彼は昨年
世間を唖然とさせた渦中の人でした。そのように卑下なさらず、心機一転
頑張りましょうよと励ますと、「はい」。彼は素直に頷きました。

まぁ、それからが大変。仲間が増えてきて、このまま酒盛りに突入か！
船木さんは、ドウスルンダヨー・・・と、ハラハラしどおしでした。

さて、今朝は親切なデザイナー氏の計らいで、職人さん達が集合し、
雨漏りの窓枠の隙間にコーキングを埋める作業をしてくれました。

北側の窓は室内の壁を広く使う為に全部封じています。
5年前に船木さんが窓を封じる作業をしたのですが、時間のないところで
必死の作業をしたので、シートロック壁の上下を逆さまに張ってしまい
外からみれば不細工です。その際、窓を完璧に閉めないで封じ込めていた
事が今頃になって判明。ビルの老朽化も要因ですが、閉め忘れた窓から
雨が入るのは当りまえのことです。

とりあえず修理が完了したので、雨の日も安心して暮らせるでしょう。

2012/3/24 (Sat) LINKER 10-33

tezukayama gallery
photo by lorita12345
WHAT A COOL!!

人々で混雑する帝塚山画廊で接客に追われるコタツとトモコとは1月の
NY以来の再会です。帰国ギリギリまで制作をしていたコタツは中央の
スミレ色のパーカー。ゴールドのプーマのパーカーが嫁のトモコです。

お祝いにかけつけてくれたいつもお洒落な吉本のおかけんた氏とは
１年ぶりのリユニオン。華のある彼がやってきて人々で溢れる会場が
THE POWER OSAKA になりました。

御堂筋線の本町は若い頃特訓を受けた懐かしい場所です。あの頃は
仲間達と雨の御堂筋をぶっ飛ばしたものです。大阪はメッチャええわー。
どしゃぶりの雨は画廊の熱気で昇華。大阪は熱くて魅力的な街でんねん。

oka kenta & tomoko
photo by lorita12345

おか氏をはじめ全員がロリ板への掲載許可をくださったので
お言葉に甘えさせていただきます。ありがとうございます。

帝塚山画廊は南堀江にあり、御堂筋線心斎橋駅から徒歩5分です。
是非お訪ねください。 http://www.tezukayama-g.com/

2012/3/27 (Tue) LINKER 10-34

Tomoko and Kotatsu
photo by lorita12345
Re-Union 2

帝塚山画廊での個展は大盛況。

昨日は2人が展覧会を抜けだして岡山を訪ねてくれました。
NYでの苦労を分かち合える友人夫妻とは気心が通じています。

偶然納車の日で2人は大喜び。船木さんの運転で市内を案内しました。
左が川、右が城、下が土手。すべてアタシのウォーキングコースです。
小さい街ですからね・・・。

室内がNYの家に似ていると2人が言い、深夜まで積もる話をしました。
では、と全員が寝室に。隣室のコタツと隣の船木さんの鼾が面白い。
それぞれのリズミカルな鼾をBGMにアタシもいつの間にか夢の中。

今朝のウォーキングは短距離にしました。
帰宅すると全員が起床していたので夜明けのコーヒーをドリップ。
サラダ、エッグ、トースト、コーヒーだけのシンプルな朝食です。
2人の身体から昨夜のホルモン焼きの臭いは消えていました。

東京での合流を約し、2人は大阪に帰っていきました。

2012/3/28 (Wed) LINKER 10-35

nihonbashi people
photo by lorita12345
Re-Union 3

サラブレッド鑑定士としてTVでお馴染みの井上氏。
彼が岡山を訪ねてくれた或る夏の日。"友遠方より来る"のタイトルで
ロリ板に彼の顔を半分掲載したことがあります。その後、商用で渡米する
度に井上氏がNYの家を訪れてくれましたが、彼の開口一番は、顔が半分
切れていたでしょ。駄目駄目。全部載せてくださいよ。

最近のロリ板は限りなくリアルになり画像でより具体的になっています。
おかけんた氏といい、井上氏といい、彼らの度量の大きさに脱帽します。

ならばアタクシも・・・。

ギャラクシーで撮影した写真を知人にみせると、え？これ誰？
不細工極まりないスッピン顔を鏡で何度も確認して、そんなに違う？
なんとも度胸のないアタクシです。トホホ。

nihonbashi people
photo by lorita12345

帰国報告的にDMを送ると超多忙の井上氏、番頭さん、美術商の人達が
井上氏の好物の常盤木屋のカステラを持って訪ねてくれました。

東京人から岡山の老舗のカステラをいただくとは。卵、小麦粉、砂糖などの
素材を生かした懐かしい味のカステラです。いまどき珍しいザラメのシャリ
シャリ感が絶妙で美味です。ごちそうさまです。

NYから里帰りした船木さんの古伊万里コレクションの皿を一枚、二枚と
並べると全員が、これは藍柿ですよ！それも12枚もある。凄～い！
先に帰国していた船木さんが、NYのガレージセールで売っても良いよ。
と言ってはくれたものの、なんとなく気になり夜鍋して箱に詰めました。
１枚１ドルで売らなくて良かった・・・。

さて、明日は有楽町で東京アートフェアが開催されます。
チャーミングな笑顔で接客する井上氏と再会できるでしょう。

2012/3/31 (Sat) LINKER 10-36

at the opening night
photo by lorita12345
有楽町で逢いましょう

有楽町の東京フェアに行ってきました。

入場客で混雑する会場内を回っていると、某画廊主のイケメンに声を
かけられました。お久しぶりです。某美術商のブースでは、美人スタッフが
走り寄ってきて、懐かしそうに、その節はお世話になりました。しかし、
まったく記憶になく思い出せません。年月で彼らが様変わりをしたのか、
或いは、アタシが老いたのか・・・。

写真の女性はギャラリストのユカリです。留学先で悩んでいた彼女に
船木さんが、「これからはロンドンでしょう」と助言。そして彼女は迷う
ことなくロンドンに飛び立ちました。

数年後、日本に帰国した彼女は東京に画廊をオープンし、今では
多くの若い作家達を世に出しています。船木さんがこの場にいれば、
いつもの甘い声で、船木さんの言う通りにしたわよ！エーン！

苦笑して、コソコソと逃げる船木さんの姿を想像しました。

2012/4/1 (Sun) LINKER 10-37

at the opening night
photo by lorita12345
good luck

大阪YOD画廊の展示作品です。なぜか会場のコーナーに辿り着き、
否応なしにこの作品が視界に飛び込んできます。この画廊も最近では
海外のアートフェアにも出店をするようになり活躍しています。

作家が１年費やして作成した作品は○百万円。画商はリーズナブルと
言います。作家も大変だけど、売る画商はもっと大変。訪れる外人客に
必死で英語で説明している彼の背後でグッドラック。

彼もユカリと同じく次の方向性を船木さんに問った人で、船木さんの
"これからはロンドンでしょう"　その一言で渡欧し修行をした人です。

昔話をひとつ

大学を卒業したばかりの彼の卒業旅行はアメリカ縦断の旅でした。
まだアイフォンやアイパッドのない時代で、重いノートパソコンだけを
バックパックに詰めて旅をしていました。NYの当家に泊った時は
電話でNETを繋いだのですが、日本の友人からのメールが届きません。
変だな・・・。すいませんが電話をお借りします。プルプルプル

おーい！メールがまだ届いていないよーー！

2012/4/2 (Mon) LINKER 10-38

at the opening night
photo by someone
珉珉

有楽町のアートフェアにコタツが来ている事を知ったスナオが成城の
撮影現場から転げるように有楽町にやってきました。昨年の暮れ、
NYの家の前で彼を見送ったのが最後。あれから4ヶ月が過ぎていました。

相変わらず涼しい風貌の彼は展示用の身の丈の木材とバックパックを
背負い、両手にキャンバスと私達への手土産を下げていました。

4月1日はスナオの福岡での個展の初日です。朝一番の飛行機で福岡に
飛ぶと言うので、急いで赤坂8丁目の谷底にある珉珉で夕食をしました。
(民族の味を自負する珉珉。酢と黒胡椒のタレで食べる餃子が有名)

コタツの友人も加わり、和気藹々の食事は1時間足らずの短いものでした。
スナオから彼女ができたと報告があり、岡山の母はホッと安堵しています。
いつの日かまた会いましょう！皆でハグをしてグッドバイバイ。

写真はソフトシェルクラブです。脱皮したばかりのカニは甲羅から足まで
全部食べられます。NYでは生きたカニが旬になると店頭に並び、嬉々として
素揚げやソテーで調理した懐かしい食材です。皆が美味しいというので
アタシも１片を試食。少し苦味を感じました。

真夜中、肌がチクチクするので羽布団や毛布を外してはみたものの、
身体中のチクチクが消えません。まんじりとしない長い夜でした。

翌日はアポで六本木へ。イケメンとの商談中も痒くてたまりません。
タクシーで有楽町へ。今どちらですか？TV局の女性からの電話でした。
痒みで彼女との約束を完璧に忘れていました。もう耐えられません。
予定を１日早めて岡山に帰ることにしました。新幹線の中でも、

ポリポリポリポリポリポリ

帰宅すると船木さんが抗生物質を１錠くれました。
ポリポリ症候群が嘘のように消え熟睡できました。

2012/4/4 (Wed) LINKER 10-39

spring in okayama
photo by lorita12345
once upon a time

去年の今頃、桜を愛でる機会を逸した船木さんが寺の境内の花屋で
見事な桜の枝を買ってきました。暖かい居間の花瓶に入れた桜の蕾が
日毎に開花しています。綺麗だね・・・と笑顔で目を細める船木さん。

spring in okayama
photo by lorita12345

2011年5月某日。桜道を走るタクシーの窓から外の風景を食い入るように
眺めながら、葉桜か・・・。船木さんの横顔に哀愁が漂っていました。
今日の桜がいつの日か"昔々のおもいで話"になることは知っています。

ウォーキングコースの岡山城や後楽園の桜はまだ2分咲き。
今年は桜吹雪の下を2人でのんびり歩けそうです。

2012/4/5 (Thu) LINKER 10-40

home maker
photo by lorita12345
stranger

出張から帰宅すると誰かが入浴中。身体の痒みが絶頂期だったので、
新幹線の中ではお風呂の事しか考えていませんでした。ところが、
先客がちっとも浴室からでてきません。やっとでてきた男の子から、
お世話になりますと挨拶された時は抗生物質で痒みが消えていました。

ところで、この男の子は・・・誰？

180cmのガリガリに痩せた男の子は船木さんの親戚の高校生でした。
春休み中は高校の寮から追い出される為、当家から塾に通うそうです。
おいちゃんと呼ばれている船木さんよりアタシの方が話しやすいようで
ペラペラとエンドレスに喋る男の子です。

客の為に料理を作るのは久しぶり。アタシの右脳が動き始めました。
朝夕のカラフルな料理に彼はキョトン。これは何ですか？と問います。
寮の食堂や母の作る料理とは限りなく違っているそうです。それでも
いつも完食するので、たぶん不味くはないのでしょう。

料理といえば、中央のフライパンの蓋をホームセンターで買いました。
ブリキ製なので軽くて洗いも簡単。使い勝手の良い超優れ物です。

2012/4/8 (Sun) LINKER 10-41

sakumoto tomoko
photo by lorita12345
NAGI MOCA

1時間半の船木さんの運転で奈義町現代美術館に行ってきました。
NYの隣人、荒川修作の野外作品を背景にオブジェが展示されています。
これはロリ板でお馴染みのハトちゃんこと作元朋子氏の作品です。

今回の個展の為に彼女は100個余の作品を制作したと想像します。
作家の華奢な身体のどこにこんなパワーがあるのでしょう。展覧会を
重ねる度に作品はもとより、彼女自身が成長しているように感じます。

sakumoto tomoko
photo by lorita12345

宮脇愛子デザインのイスに座り、レクチャーをするハトちゃんです。
柳宗理デザインの斬新な柄の布を買い、自ら縫ったドレスを着ています。
彼女らしいスタイリッシュな装いに溜息がでました。

右隣に大阪から愛車のレクサスで来てくれた帝塚山画廊の松尾社長夫妻、
スタッフの青山さんが座っています。後方には鳥取の田中夫妻が終始笑顔で
レクチャーを聞いています。沢山の来館者達との質疑応答に冷静に答える
作家をズームインでコマと動画で撮影しました。

さて、レクチャー会場から離れて、独り展示作品を見つめる男がいました。
船木さんです。展示について作家に何かしらのコメントを言うのでしょう。

Mr. Funaki
photo by lorita12345

お洒落なジャケットを着た作家の夫であるサクちゃんが嫁のレクチャーを
聞いています。昨夜は、作家、彼のスタッフと深夜まで展示をしたとか。乙。

sakumoto daisuke
photo by lorita12345

夕方6時過ぎに帰宅しました。運転に疲れたので帰りはデザイナーの
丸山さんにお願いしました。船木さんの運転で何度もブレーキを踏み
そうになり、微妙に右足が引きつります。

今日の展覧会についてNYのビートリスとジョアンへ報告。
船木さんは雑誌の編集長に長い手紙を書いていました。

さて、明日から出張します。
桜吹雪までに帰宅したいものです。

2012/4/12 (Thu) LINKER 10-42

HOME
photo by lorita12345
done

東京で仕事を終えた翌朝、始発の新幹線で大阪へ向かいました。

新大阪で御堂筋線の地下鉄梅田駅で下車。西梅田までは地下を歩き
ました。散々迷ったあげくやっと地上に出ると大阪はドシャブリの雨。

ギャラクシーでナビを開始。うわ！目的地の入力を忘れていました。
コンビニの軒下で検索なう。道を歩きながら黒のブラウスをパッと脱ぎ
頭に巻きました。アラブ風の女がビルの狭間をナビを頼りにウロウロ。

やっと辿り着くと画廊の人々が濡れネズミ女を笑顔で迎えてくれました。
貴女の事は作家から色々と聞いていました。ハハハ

？？？

適切な意見をズバッとおっしゃるそうですね。ハハハ

・・・・・・

棚に置かれたpre-paid fone、白の携帯カメラが懐かしく、作家が用意
した伝言帳にアタシのボールペンでGood Luckと英文で足跡を残しました。
画廊の人々との楽しい会話は短いものだったけど、マチュア～な大人は
作家との約束をやっと果たせました。

新幹線に飛び乗ると満席。3人掛けの座席の中央をゲット。
自分の鼾で目覚めれば、おっーと！岡山駅でした。

乙

2012/4/15 (Sun) LINKER 10-43

at Tenposan
photo by tourist from Taiwan
天保山

出張を終えた翌日は終日船木さんの用事に付き合ってグッタリ。
10日間ほど寝食を共にした親戚の高校生、拓也のメールは単純無比。
何気に的を射ているというか、強いて言うなら意味不明の男の子です。

お世話になりました。寮に帰りました。夏休みも泊めてください。
大学生になれば自炊なので料理を教えてください。

さて、諸々のメールに返信をした後、お風呂をパスして就寝。ｚｚｚ....

[　థิ　_　థิ　]ぁ！

at Tenposan
photo by lorita12345
tutankhamun

翌日は早朝から大阪の天保山の予定がはいっていました。
跳ね起きて、カメラ、ギャラクシー、ノートをバックパックに入れ、
発掘人・カーター語録のDVDで予習。就寝したのが午前3時でした。

翌朝、天保山のsuntry美術館に到着。転げる思いで展覧会場に。
ツタンカーメンの発掘品をシミ1つ見逃さない勢いで堪能しました。
もう一回最初から見たくて逆回りをしたのですが、物凄い入場者で
ジャンプしてもみられません。諦めて美術館の外にでて周辺を散策。

ん？あれは？

ぎゃぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁっ！

マリオが子供達に愛嬌を振りまいているではありませんか。
台湾人の観光客にツーショットで撮影をお願いしました。
なぜか大笑いしています。おいおい。しっかり撮ってよー。

マリオ君と2人でデジカメの写真を見ながら立ち話。

よく撮れてるね　　　　　　
ｄ(＞∀＜　)YES

あんた、少し、声だしてみ　　　
(；´゜　゜｀)b NO

話しては駄目なんでしょ　　　　
(；´゜　゜｀)b NO

あんた、学生でしょ　　　　　　　
ｄ(＞∀＜　)YES

バイト料　多いでしょ　　　　　　
(；´゜　゜｀)b NO

頑張ってね　　　　　　　　　　　
( 。_。)b Yeah...

行かなきゃ。じゃね　　　　　　　　　　　　
(；´゜　゜｀)b NO.......

振り返ると彼の顔が何気に寂しそうでした。

It's my day

2012/4/16 (Mon) LINKER 10-44

spring now
photo by lorita12345
桃源郷

去年の今頃も同じタイトルの桃源郷を何度か使っています。
あの時の写真は堤防の菜の花や野に咲く花がメインでした。
踏まれても強く生き続ける野生のスミレやタンポポが好きです。

努力をしても目立てない人がいれば、豪華絢爛に咲き誇る人がいる。
いつの頃から勝ち組負け組という言葉が発生したのかは存じません。
ただ、言わせてもらえば、頑張っている人に勝ち組負け組は禁句です。
人の人生は、そのような思いやりのない、そして、愛のない言葉で
決めつけるほど単純なものではありません。

LINKER-10が40話を超えました。Archives-2(←click)に保存します。
独りよがりの徒然を飽くことなく訪ねてくださる皆様に感謝しています。
では、引出しの中をDigDigします。次はLINKER-11でお会いしましょう。