LINKERS岡山では地震の被害はでていませんか?東京のマダムKからメールがはいっています。まったく気づかないで熟睡していました。もし瓦礫の中からアタシが発見されれば、苦悶の表情はなく、口をポカーンとあけたアホな寝姿が発見されるでしょう。ただいま午前5時です。裏の寺の鐘をBGMに、甘酒を飲みながら本日の予定を組みましょう。岡山に到着した翌日はとりあえず、過去日記をアーカイブに保存をしてから、チャリでホームセンターまで片道1時間走りました。向かい風でハァハァ。歩いた方が早いと思われ・・・。百間川を越えるとホームセンターの看板が見えてきます。何か買えば1.5時間無料でトラックを貸してくれるのが素晴らしい。途中サクちゃんがデザインした老舗の和菓子屋さんを見学。開店前の店の中から若社長が挨拶にでてきてくれました。携帯で撮影(うまく撮れていれば掲載する予定です)。岡山=ホームセンター。ホームセンターなくして岡山生活は語れません。3年前の改装後、数ヶ月後に壁に亀裂がはいり気になっていました。船木さんはもっと気にしていたようで、到着したアタシを待っていたかのように、早速2人で修理をすることにしました。時差で眠いとか言っていられません。当時、船木さんは業者に何度もやり方を説明したのですが、郷に入れば郷に従え。そんな感じで黙認せざるをえませんでした。その後、彼らにデモンステレーションを見せた船木さん。おー!と驚いた業者たち。今では彼らが同じやり方をしているとか。フロンティア精神でだてに長年アメリカ生活をやってきたわけではないのです。高齢者の言うことは耳をダンボにして聞け。(´0ノ`*)ウオーホッホ!!始発の路面電車が走りました。2度目のジョイントコンパウンド作業を開始します。乾燥の後、午後に白ペンキを塗り完成です。
photo by lorita12345職人の技今日も老骨に鞭をうって働く船木さんの後姿です。LINKER-1でも同じキャップの船木さんを掲載しました。これは窓を閉じる作業をしています。下の写真のように古くて開かない窓があるのですが、邪魔だったので、亀裂修復のついでに窓を閉じることにしました。サクちゃんがやってきて、綺麗にできている。と褒めてくれました。シートロック(石膏ボード)で窓を閉じると壁全体が広く使えるようになりました。特サイズの木枠を船木さんに作ってもらい、この壁に大キャンバス布を張ります。下絵はNYから持って帰ったので、壁サイズで絵が描けます。ヽ(´▽`)ノわぁい午前6時です。路面電車の始発が走り抜けたので仕事を開始します。
photo by lorita12345preparation午後7時は夕飯を食べていても睡魔で舟を漕ぐのですが、なぜか夕方に来客が集中し、一瞬にして目が覚めます。ピンポーン。ドアを開けると、畳屋さんの奥さんが大根やミカンなどを両手に立っていました。暮から入院している夫(畳屋屋さんのF氏)の付き添いで疲労困憊。夏ぶりの再会でしたが、彼女の憔悴と困惑が読み取れました。お土産は新幹線の車内で買った神戸プリンを息子さんに預けたのですが、未だに病院にお見舞いに行く時間がなく、本当に申し訳なく思っています。病床のF氏がアタシ達の帰国を気遣い、畑の野菜を奥さんに託してくれました。奥さんに焼きたての温かいシフォンケーキに生クリームを添えてお茶をだすと、美味しいケーキじゃなー。夢中で食べながら術後の経過を教えてくれました。親方が食べられるならもう一個焼こうかな・・・。早く元気になって欲しいです。心細いと言っていられないので本日の作業を開始します。まず青空市場で花を買い、ママチャリで駅前の高島屋でチアバタのパンを。100均一でパンツの太ゴムを。椅子の座布団が滑り落ちるので縫い付けます。文房具店で一番安いスケッチブックを買い、銀行の支店長に新年の挨拶。その足でスーパーで料理の材料の買い出しをします。晴れの国・岡山は本日も快晴なり。
photo by lorita12345バナナ事件午前3時。アメリカとの連絡で不思議な時間に起床しました。用事を済ませた後は寝ないで昨夜の台所作業を続行します。久しぶりにチラッと政治部屋へ入室すると、自称23歳のクラモトマミが、ロリータさん、あなた何してたのよ。帰国したのよ。忙しいのよ。クラモト。返事が遅すぎーーとクラモトに文句を言うと、いつもの事ですが、忘れた頃に一言。「はい」。10分後、退室してチャリでスーパーへ走りました。スーパーのレジに並んでいると他の客達がバナナを持っています。レジの姉さんに問うと、「本日のお買い得商品、バナナ1束150円」会計中でしたが、小走りにバナナを取りにいきました。船木さんに3択クイズ。450円?350円?250円?ブー。(* ̄Θ ̄*)運賃にもならんな。俺がバナナ好きでもそんなには食べれないよ。サクちゃんが来たので恩着せがましくバナナを半分あげました。
photo by lorita12345花愛ずる姫君調理をしながら接客中でしたが青空市場にチャリで行ってきました。午後3時を過ぎていたので店じまいの筈。ケシの花が残っていますように。嬉しいかな。残っていました。3本で100円。全束買います。というと、えいっ!全部で300円だ。もってけドロボ〜!花の命は短くてと申します。キッシュを焼くオープン熱で暖くなった室内。花が満開しました。花びらが1枚、2枚と音もなく散るのは時間の問題。美しい花に見惚れているのは・・・花愛ずる姫君のアタクシ。(´0ノ`*)オーホッホ!!昔のアタシならキャンバスに絵を描くのでしょうが、台所の料理が待っています。今夜のオープニングは間もなく。急がねば。スニーカーの姫君は今夜も暴走するでしょう。
photo by 宮上さん助っ人登場大阪軍団が助っ人に来岡くださいました。軍団の宮上さん、宮上夫人、アユミちゃん、F画廊の福山さん、彼のフィアンセ達。出産まもなくの宮上さんの夫人が元気そうなので安心しました。ソーセージのフリッター揚げ、カレーを混ぜる作業があり、撮影する余裕がなく、今朝の宮上さんからのメールの添付されたZIP画像に嬉々としました。正直なところ助かりました。当分宮上さんの画像でロリ板を飾りましょう。さて、これはシュークリームのシュー(皮)です。皮は柔らかく味もよく焼きあがったのですが、膨らみが足りません。焼き直す?いえ、シューにいれる具そのものに膨らみを持たせれば良いのでは?クリーム状のものをやめて、いわゆるポテトサラダ風なものをいれることに決定。茹でたエビ、ジャガイモ、人参、セロリ、キュウリなどを角切りにしました。エビサラダは、谷崎潤一郎の卍という映画で学びました。最後に青酸カリの入ったエビサラダを食べて全員が死ぬ映画です。味付けはクリームの液状を却下して、マヨネーズに生クリームを少し。ゆで卵の黄身を散らして彩りを添えました。失敗作品が逆にヌーベルキュイジン。新レシピが登場しました。ヽ(´▽`)ノ
photo by 宮上さん失敗作品2スモークサーモンのオードブルです。ゼラチンが6割固った状態で塗ってしまい、水分でパンがべとつきました。生のスモークサーモンが魅力でしたが、捨てるのはもったいない。オーブンで焼き、サーモンが塩ジャケになりました。><焼いた後、再度ゼラチンを試みる?いや。また失敗したら使えない。(´・∀・`)bおK!ゼラチンは塗るのではなく飾りに使えば良いではないか!結果、お客様から美味しいと褒めていただきました。失敗は成功の元。応用の冴たる見本です。レシピは以下の通り。実に簡単です。薄切り食パンの耳を落とし、軽く両面トーストをしましょう。バジル、マヨネーズ、マスタード、塩、胡椒のソースを塗ります。スモークサーモンをパンの上にのせ、その上に具です。赤ピーマンを焼いたピメントの千切り、レモンスライス1/4、たまねぎのスライス、オリーブのスライス、粉ゼラチン、ゆで卵の白身の裏ごし、パセリのみじん切り、なんでも良いのでぱらぱらと綺麗にのせオーブンで焼きます。最後に80%固まったゼラチンを数個乗せます。キラキラ透明感があり素敵。金箔だともっとゴージャス。次回は金箔だー!三角形に切ると数がとれないし、普通なので、このような形に切りました。冷めても食べられるのでオードブルとしておすすめです。
photo by 宮上さん失敗作品 3あるものは何でもぶっこんでOK。でも、色合いは考えましょう。普通のサラダでも色合いで変化がつけられる。あなたの美的センス次第です。右上は鮭のテリーヌ。中央に人参、インゲンを入れて牛乳、生クリームなどで味付け。焼き上げると鮭ケーキの触感になり、日持ちがします。ソースはほうれん草の緑色。人参などを中央に置くはずが慌てたのでずれました。結果はこの通り。他に定番のラザーニア。カリフォルニアロール、カレーライスでした。鍋いっぱいのカレーは1食分と鍋底のオコゲを残すだけでほぼ全部が完食でした。地元のおばさん軍団がテーブルの周りに陣取り、料理をだすとすぐに賞味。うんうんうん。これも美味しい。おばさん軍団パワーマンセー。
photo by lorita12345シフォンの女王赤坂に美味しいシフォンケーキ専門店があり、一切れ1500円。帰国するたびに食べていたのですが、いざ自分で焼くとなると億劫でした。NYのオーブンが壊れているのでケーキ作りから遠ざかっていたのですが、岡山のオーブンは使い勝手が良く、ホームセンターで早速型を買いました。パーティはいつもバターケーキを焼いていましたが、今回はシフォンを3個。いつも目分量で材料を適当に準備していたのですが、シフォンは別物でした。材料通りに焼かないと凹みができて、膨らみが不足し、不細工な形になるんです。思い切って1200円のデジタル式の計量器を買いました。日本には何でもあり、こんなに便利なものがある事に遅ればせながら愕いています。このシフォンは3個目のもので、凹みはあるものの味はOKでした。アールグレーの紅茶シフォンで、ケーキの横に甘い生クリームをたっぷり添えます。就寝前の1時間、分量が記憶できるくらい毎晩焼き、シフォンの女王を目指します。後述男性達も美味しいと言い、船木さんでさえ食べてくれます。フワフワでシットリ。甘さも控えめ。シフォンは不思議なケーキ。まるでアタシのようです。
photo by lorita12345旭川日本は異常気象が続き全国で大雪降雪の被害がでているそうです。当地に到着した数日間は大寒波で震えましたが、今は順応し快適に過ごしています。NYからのメールには、また雪が降った。誰が道路に滑り止めの塩をまくんだ?掃除人のホセが雪かきをやってくれた。彼はわれらがヒーローだ。などなど。零下15度の住人達の慌てる様子と生活模様を想像しています。おそらく無人の当家は「氷の城」。冷凍庫状態だと思います。マフラー1つでチャリで走るなんて岡山は住みやすい所です。少々寒くても、健康で、贅沢をしなければ、ここはパラダイスです。隣家の花壇にはスィートピーなどの花が咲き、玄関先に植えたワビスケの蕾は、いつもなら花が散っているのですが、今年は白い花の満開が見られそうです。当地の画材屋へ下調べにいき、ついでに100均のダイソーに立ち寄りました。面白いアイテムを物色し、ボール、バット類をチャリの前後の荷台バスケットに。初春の風が爽やかで、旭川の川面を眺めながらペダルを踏んでいると、制服姿の女子高校生達がドンドン追い越していきます。橋の欄干中央で暫く川面を見つめながら休憩。欄干で糸を垂らす数人の釣り人がいました。エサなしの糸でママカリが釣れるとか。この辺りは海水と淡水が交じり合う場所で、鯉、鯛、平目などが泳いでいます。岸辺を歩けば沢蟹の大群がザザッと音を立てて一斉に身を隠します。
photo by lorita12345VIP昨日は軽四同士の接触事故が家の前で発生し、午後4時頃から7時までパトカーや警察官から"お邪魔してすいません"と陳謝されました。こんな所でまさかの接触事故。加害者の男性はアルツハイマーらしい。被害者の女性は「困ったわ・・・」。朝一番にドドッと軽トラを乗り付けたのは石の彫刻家。最初は昆布茶で、二杯目は桜茶を。万成山の石のような綺麗なピンクだね。トラックの荷台に貼られた老人マークが微笑ましくて愛らしい。岡山でBMW、Fiat、Cooper、Benzなどの外車が乗り付けたのには驚きましたが、汚いパーキングに赤のFerrariがスーと静かに乗り付けられました。画像の向こうにみえるチャリはアタシのママチャリです。><いつもはお洒落なスーツ姿ですが、本日の装いはジーンズにタートルネック。上等なビッグな皮の上着を着こなしていらっしゃる。話し上手は聞き上手。氏の社交慣れした大人の会話にはいつも脱帽します。岡山では珍しい黒のミンクのコートをまとった夫人が楚々と挨拶をされました。超美人でたまげましたが、愛犬が死んだ話で彼女のアイラインが溶けました。トイレの棚の蚤の市で買った手のブロンズを可愛いとおっしゃる。差し上げると天使のような笑顔になりました。
photo by lorita12345turning pointボストンからの女友達が去りました。ボストンの彼女のメールの語尾にはいつも相談をしたいことがあると書かれ、やっと彼女の言いたかった事が分かりました。折角なので地元の若い作家達を交えて夕食をしました。彼等が去った午後10時頃から、遣り残した仕事と明日の予定を入力しました。上の階にあがると、入浴した彼女は時差と旅の疲れで寝息をたてていました。長い間自分には関係のなかった乳液の匂いが部屋に漂っています。ところで、アタシは2日間入浴をしていません。今は睡眠時間を優先しましょう。翌朝。彼女は午前5時に裏の寺の鐘で起床。お雑煮の朝食を食べながら彼女の今後の方針を聞きました。ご主人はハーバード大学の助教授の職を辞し、グリーンカードを破棄し、日本の教授の職を選んだそうです。遠距離夫婦の3年目が過ぎようとしています。彼女はボストンに残り画廊を経営していますが、リタイア後はアメリカで?いえ。数年でボストンを去り、夫の側で暮らすそうです。決意したなら、具体的に迅速に前準備をするのがベストと助言をしました。午後、次の高松の陶芸家を訪ねるべく彼女は慌しく岡山駅に向かいました。さて、アタシも片付けなくてはならない事が山積みです。いよいよ生涯で始めての極限の精神状態を経験することになります。近い将来この緊張が解けた時、今のアタシは存在するのでしょうか。己を励まし模索しながら頑張って生きていかなくてはなりません。今、アタシは1人、寒いパソコン部屋でモニターをみつめています。船木さん。おやすみなさい。
photo by lorita12345refresh女子大生のユカリちゃんが大阪のお土産を持ってきてくれました。先日の岡山プロジェクトのパーティに参加してくれたO氏に彼女は大喜び。子供の頃から大好きな芸人さんだったそうで、サインをもらっていました。昨日はバイトが休みだったので彼の舞台を観に吉本へでかけたそうです。舞台がはねた後、O氏にお茶をご馳走になり、彼の芸術論に目がパチクリ。photo by lorita12345今日は夕方から作家の太田さんがいらっしゃるというと、えー!凄い!大学の帰りに寄ってもよいですか?太田さんと場所を変えての話合いの間、留守番を快く引き受けてくれ、今夜は7時から用事があるというと、機転を利かした彼女はバイクで帰っていきました。台所のシンクに放置した茶碗などが綺麗に洗ってありました。サンクス。
photo by lorita12345double&double夏ぶりに2人の若者が集まりました。無精ひげを蓄えたのがサクちゃん。破れたジャケットにアタシのピンを胸につけたのがユウキ。サクちゃんとユウキはアタシのUtubeに何度も登場しています。真逆なアート思考の2人が交わることは難しいと思いますが、微妙に面白い2人なので、船木さんとアタシはいつも癒されます。ユウキは鳥取に住みアートと生活苦との共存生活。サクちゃんは岡山市内にデザインオフィスを構えています。特にユウキは貧乏にもめげず前向きに制作をしていますが、船木さんとしては良い方向性を助言してあげたいのですがアーティストは頑固者です。頑固さはアーティストの特権であり、自己を主張しなくてはなりません。逝くのは当然アタシ達が先であり、若者達の未来は果てしないものがあります。ユウキは県境の峠が大雪で越せないかもと言いながら鳥取へ帰っていきました。
photo by lorita12345レモン事件の日畳屋さんの奥さんが巨大なレモンをくださいました。玄関先の庭に四季を問わず何個も垂れているレモンを見たのが3年前。岡山に帰ると先ず目にするのが複数の巨大レモンが垂れているレモンの木でした。心無い人が盗んだ日、痛い茨で採れにくい最後のレモンをくださいました。入院している親方には秘密にしたほうが良い。と助言をしたのですが、正直に親方に報告すると、船木さん達にあげるようにと言伝されたそうです。船木さんが出張中で1人で留守をしていると、新聞記者のM氏が訪ねてくれました。開口一番、綺麗なレモンですね。美しいものが美しいと言える人は美しい。優しいM氏の訪問に癒されました。
photo by lorita12345happeningサクちゃんのオフィススペースでコンサートをするというので行ってきました。Mojoko 園部さんという男性歌手が歌い、映像作家の映像とのコラボレーション。サクちゃんの相棒のマルちゃんの新妻が映像作家だということは知っていました。一度も彼女の映像をみたことがなかったので急いでチャリで走りました。なんとか、インターミッションに到着し後半をゆっくり観賞できました。これはタンポポの胞子が飛ぶ映像です。インパクトのある良い作品だと正直なところ驚きました。暗闇でOKサインをだすと、生後数ヶ月の乳児を抱くマルちゃんが嬉しそう。控えめで静かな印象の彼女が暗闇の中で真顔で映像を操作しています。彼女の表情が作家の顔になっていました。日記を書き始めて数時間放置していました。気がつけば夕飯時の午後7時です。サクちゃん、船木さんと駅前のホルモン店にでかけました。高島屋の裏にあり、石原裕次郎の大看板のある店です。ホルモン、キムチは本場の味。美味しいだけでなく値段もリーズナブル。病みつきになりそうです。
photo by lorita12345long-term start覚悟はしていたけどいつかは訪れること。今こそ自立精神で頑張るしかないのです。サクちゃんからの思いやりのある長いメールを読みながら感涙。今は詳細を語れませんが、いつの日かロリ板に書きます。あくまでもロリ板はリアルであり、リアルではない。悔しいかな、今はロリ板の方向性を覆すわけにはいきません。さて、3週間前に帰国した翌日から当地の画材店を回り調査した結果、どれもこれも高額な価格で手に負えなく途方にくれました。画学生のウッちゃんに問うと、ネットがベストとのことでした。実物を見ないで買うことに勇気を要しましたが、躊躇している場合ではありません。思い切って発注しました。手際の良いプロセスで、2日後には現物が届き、心配した材質も価格もNYと殆ど変わりません。画材屋を確認できて安堵しました。これは100号のキャンバスです。長いスタンスでコツコツと描いていくつもりです。出張が多くなる船木さんが気を使ってキャンバスを張ってくれました。完璧を求める船木さんが布を張りなおす姿。うっかり撮影するのを忘れました。photo by lorita12345正直言って、アンタがNYでデビューをするのは無理だろう。発想力(アイデア)が肉食人種とは完璧に異なる。厳しいアート社会で目立つ要素が欠如している。絵を描いている当事者のアタシが一番感じていることでした。今となってはNYに住む理由と目的は殆ど終わったと感じています。楽しいから、住みやすいから、慣れたから、仕事があるから、自由だから、それだけの理由で残り少ない人生を無駄にはできません。アメリカ人になることなく、このままアメリカ社会にどっぷり浸ることなく、アタクシ一日本人は母国で生きる道を選びました。残像に浸ることなく、新しい方向性を考え、心機一転、目標に向かって進むつもりです。2月末に再び1人で渡米します。アホの頭脳をフルに活用し、想像の域を超えた後処理に翻弄されると思います。1年後になるか、2年後になるか、やってみないと分かりません。自分を励まし、ダブルの渇をいれながら、現地の人々と駆け引きをする。果たしてアタシにそんな大役が果たせるのでしょうか。自問自答です。いずれにしても去るもの後を濁さず。修羅場がいつの日か懐かしい思い出になるよう、今はファイチング。
photo by lorita12345lorita12345身体検査で病院にチャリで行きました。受付で午後の約束ですよと言われ、出直すのもアホらしいので待つことにしました。喘息で通院中の女の子が1才と指を立てたり、可愛い仕草でピョコとお辞儀をしたり、親が渡したバスの形の積み木を何個もアタシに手渡してくれます。待合室に子供用の使い古したクレヨンと色鉛筆が無造作に缶に入れてあります。広告用紙の裏に彼女を描いていると、母と子が診察室に呼ばれて行ってしまいました。前に座った婦人が想像で描いているんですか?と話しかけてきました。ええ。まぁ ^^;どんなモデルを使っても、どうしてもロリータの絵になります。昨日東京の画廊からDM(300枚)が届いたので知り合い達に送る準備をしました。DMに添え書きをしていると、携帯に大阪の画廊主の松端氏から電話が鳴り、昨日の100号のキャンバスの日記を読んだそうです。もしかして、今から個展用の絵を描くの?いいえ。展示用の作品20数点はNYから東京の画廊に発送済みです。100号のキャンバスは岡山に帰る度に少しずつ描いていく為です。いつも心配をしてくださる松端氏に感謝しています。帰宅してから、残りのDMの添え書きを完成させました。郵便局は何時まで?間に合えば投函しよう。小雨の中を郵便局にチャリで走りました。午後4時の出来事です。
photo by lorita12345yamamoto去年の今頃、Utubeで鴨鍋をご紹介しましたが、その鍋奉行のT氏と夫人が、フグ料理に誘ってくれました。既に6時に夕食を済ませていたので断念。昨夜は気を使った夫妻が午後6時の寿司懐石に誘ってくれました。客がまだ我々だけで貸切状態。まるで我らが城の如く優雅な晩餐会でした。3年前に土地勘の無いアタシ達は舌の肥えた客人達を接待する場所を知らなく、あちこちと調べては探し食べ歩きましたが、帯に短し、襷に長し。仕方がないのでアタシの手料理で誤魔化してきました。こんな店が岡山にあることに驚き、舌鼓を打ちながら美味しくいただきました。大トロから始まり大トロで終わる料理やイケメンの店主を何枚も撮影しましたが、すべてピンボケ。お銚子一本で酔ってしまう情けないアタシです。終の棲家を岡山に決めたことを夫妻に告げると、T氏は、日本人はなんといっても日本でしょう。と言い、夫人は拍手を打ちながら、嬉しい!と小躍りしてくれました。
photo by lorita12345friendsサクちゃんが3個で98円のシュークリームを食べて仕事場に帰った後、仕事場の電気を切ろうとしていると電話が鳴りました。な!なんと長船のK先生からでした。キャーー!嬉しい!電話くらいくださいよ。実は帰国前から気になっていました。今回は時間がなくてご挨拶に伺えそうになく、制作中に電話をするとお邪魔ではないかと、アタシなりに気を使いすぎたようです。半年前にお会いしていたのに懐かしさで一方的に早口で話しをしてしまいました。忙しい先生なので時間を取らせてしまうと申し訳ないという気持ちと、国際電話ではないのに妙な錯覚に陥り、電話代が高くなるので申し訳ない。など。受話器をおいてから、同じ岡山にいるんだったと今更ながらアホなアタシです。寿司懐石「山もと」にK先生ご夫妻をご招待するのは来月の再帰国後になりそうです。岡山に知人が1人2人と増えて、岡山がグンと近くなったように感じています。NYのリュウ。彼の作家名はKOTATSUと言います。彼の独特な色感覚と才能が以前から気になっていました。KOTATSU作のオリーブの絵は岡山のメインの壁に飾っています。ロリ板を読んだようで、日本に引き上げるんですか!寂しいですよ・・・これからも色々とお世話になります。先に帰国してお2人を待っています。と、返事を書くつもりです。
photo by lorita12345spring is coming昨夜は大阪の画廊主・松端氏が訪ねてくれました。文化村での展覧会にハトちゃんの作品を展示してくれるそうです。ハトちゃんの仕事場で工程を拝見した後、例のホルモンにいきました。店名は「けむり屋」。チェーン店らしく破格の値段です。4人で生ビールに腹一杯食べても1万円札にお釣りがきます。爽やかな笑顔の松端氏が最終新幹線で大阪に。彼の若々しい後姿を見送りました。ありがとうございました。午前8時。ニンニクの香りで目覚めました。ブラインドを上げて外をみると、寺の屋根に雪が積もっています。午後から雨が止み晴れ間がみえます。爽やかな土曜日になりました。昼食の掻揚げ天丼とハマグリの清汁を作っていると、ピンポーン。F女史が東京からわざわざ訪ねてくれました。ロリ板を読んでくれたようで、昨日メールをもらったばかりなのに、今は岡山です。F女史の思いやりにに心から感謝しています。そうこうしていると、鳥取からT夫妻、美術館のK氏、歯医者さん達が。うわぁ、にぎやかになりました。21日の中目黒での再会を約してF女史が路面電車で岡山駅に向かいました。電車の中から手を振っているF女史の姿を見送った後、自ら背中を押すように家に。F女史にいただいた小田原銘菓「月のうさぎ」を皆で美味しくいただきました。
photo by lorita12345spring has come岡山プロジェクト終了。船木さんとアタシは深夜まで撤収作業を行いました。サクの奴は今頃雪山でスノボに興じているはず。フフン。撤去後、簡単な食材で夕食を作りました。そして2人だけで復習会。明日は中目黒の画廊の担当さん、原口さんが来岡くださるそうです。無事にプロジェクトを終えた安堵感で2人は今宵も爆睡するでしょう。翌日は朝からボタン雪が舞い、本格的に降り始め、積雪が危ぶまれます。原口さんから路面電車に乗りましたと電話があったので、傘をさして、中納言駅に迎えに行きました。走り去った電車に乗っていないので、次の電車を待っていると、家に茶菓子がない事に気づきました。廣栄堂本店で、キビダンゴではなく、春らしい色とりどりの生菓子、桜餅などをもとめました。るん♪電車から降りたった青年の姿。初面でしたがすぐにわかりました。毛糸の帽子を深くかぶった長身のイケメン男が、チャーミングな笑顔で、「ロリさ〜ん」と呼んでくれました。
photo by lorita12345KIYO Familyキヨとは、彼はNYの大学院を主席で卒業し、現在はロスのデザイン会社で働いています。2月のNYデザインフェアに参加するため毎年NYを訪れているそうですが、この時期はアタシ達がNYを留守にしているため、土産品を渡せなかったそうです。渡せなかったお土産を愛息子キヨを訪ねた両親に預けてくれました。今日は伸びた髪を理容室で剃りあげてもらい物凄くすっきりしました。プロは流石だわ。とてもアタシの技は及ばないわ。感心しながら帰宅すると、家の前にクロネコヤマトが停まり、船木さんが受け取りサインをしていました。おーーー!!こっ!これは!!2人で箱を開けると、ズート欲しかったポットが忽然と現れました。茶漉しでお茶をいれていたので、やっと茶漉しワールドから卒業できます。こうやってロリタ色のポットをみつめていると、泣きそうになりました。
photo by lorita12345ホルモンアワーそうそう。中目黒から訪ねてくれた担当さんの話を続けましょう。ノートにメモを取る原口さんは少し緊張しているように見えました。上品な和菓子をお皿に並べ、美味しい玉露をいれてお客様に。サクちゃんにも紹介したかったので連絡をすると直ぐに来てくれました。船木さんが2時間ほど中座している間、3人で話をしたり、家の中を見ていただいたり、あれがお寺ですと窓の外を指差すと、ああ、例の午前5時の鐘の寺ですか。なかなか風情がありますね。私は寺巡りが大好きなんです。原口さんの和菓子がちっとも進まないので、お酒?でもいかが?おお。いいですね!では、日本酒をお願いします!コキッと酒瓶の栓を開け、肴はイカの塩辛と黒豆のみ。おー。これは!なんとかなんとかの米のお酒ですよ。大好きな銘柄です!お酒がはいると原口さんの緊張が溶けたのでしょう。急に朗らかになり、ボス(SM氏)の物真似が出る頃は彼のペースになっていました。完璧です。一泊の予定でしたが、大雪で新幹線が止まる事が考えられます。翌日の出勤時間に間に合わなくなることが危ぶまれました。同日中に東京に到着する新幹線に変更しましたが、予想どおり新幹線が遅れ、帰宅したのが午前1時だったそうです。駅前のいつものホルモン「けむり屋」で早めの夕食を。けむり屋は午後5時からの営業なので、他の客がいない店内は貸切状態。船木さんが「俺は生中!」と言うと、原口さんは「私は生の大!」サクちゃんとアタシは大盛ご飯をもらい、夢中でホルモンを食べました。酒でより明るくなった原口さんは飲みっぷりのよい豪快な人物でした。外にでると雪が降り続き、アタシ達は哀愁漂う原口さんの後姿を見送りました。千鳥足?オーノー!とんでもございません。彼には相応しくない言葉です。帰宅して家のテーブルの酒瓶を見ると、2割程度を残すのみ。サクちゃんとアタシの目が点になっているかたわらで、かつて酒豪であった船木さんがニヤニヤしていました。
photo by lorita12345view from window降雪に犬のように興じてはみたものの、日毎に暖かく感じられる如月の頃です。トイレのタイルの上を爪先を立てて震え上がったものですが、今朝の洗顔は素足でも問題ありません。もしかしたら二日酔いの朝だから?昨日は朝から雨模様。雨足が激しい中、新聞社のM氏が訪ねてくれました。1月末のパーティに皆様から頂戴した酒類が沢山あるので、今夜は酒盛りだ!コキッと1本目の日本酒を開けて乾杯。別の日本酒もコキッ。焼酎もコキッ。調子づいたM氏もアタシもロックでGO!GO!船木さんが、おいおい。そこの2人。いい加減にしろよ・・・^ム^;狂宴の果て、いつもは酔わないM氏とアタシは珍しく酔いました。酔客のM氏を見送った後、TVを観ながら後片付けをしました。ところで、3年前にホームセンターで3、000円の売れ残りTVを買いました。古い箱形のTVに愛着があり、先日、このTVに地デジを導入しました。モニターが小さいのはOKですが、BS1とか、BS2が見えないTVのようです。しかし、驚いたことに洋画の言語が選択可能。優れものに感動しています。朝。2階に壊れかけのVISTA(ノートパソコン)を移動しました。オンにすると同時に担当の原口さんからスカイプで声がかかりました。展覧会のフライアーとプレスリリースの初稿を確認して欲しいそうです。他の作家さん達のように難しい画風ではないので、シンプルで分かりやすい文をお願いしていたのですが、さすがに原口さん。バッチリでした。朝の暖かい陽の光を背に、無理のない素直な文を読みながら、何でもない通常の風景に見惚れ、フト我にかえった瞬間をZOOMで。長閑で清々しい寺の森を感じていただければ幸いです。
photo by lorita12345charisma art台湾から大阪の画廊の宮上さん経由で雑誌が届きました。こんなことは2度とないので、記念に20冊をオーダーしていました。展覧会に間に合うように、宮上さんが台湾に何度も問い合わせをしてくださり、船便で届いた雑誌はかなり本格的なハードカバーの本でした。タイトルは、「日本のカリスマアート」なにがカリスマなのか分かりませんが、人気のある作家たちの中で、誰も知らないアタシの作品が見開き6ページで紹介されています。知名度のある作家達の作品の中で決して見劣りしているとは思いません。作家達は自分がNO.1と当然のことながら感じているんです。それが最も恐ろしいことなのですが。どうなのでしょうね。明日は朝一の新幹線で中目黒に行き、担当の原口さんと一緒に展示をします。素敵な展覧会になれば嬉しいです。広島のコレクターのS氏がまたまた立派な写真の本を送ってくださいました。礼状に、笑われるかもしれないけど、展覧会のDMを同封しました。早速サクちゃんに本を見てもらうと、一番良いと言ってくれました。だから、嬉しいから、特別にビビンバランチをごちそうすることにしました。
photo by Mr. Matsuopre-show月曜日、朝一番の新幹線で中目黒に行き飾り付けをしました。風邪をひいたマスク姿の原口さんが計算機を使って絵を設置していきます。アタシは何もすることがなく彼の足手まといだったと想像します。夕方、展示の確認にきたオーナーのSM氏が全体の絵が高すぎると言います。原口ー。おまえー、いつも高いんだよー!首をかしげる原口さん。とりあえず船木さんに展示風景の画像を送ると高すぎると返信がきました。翌日早朝、青山の墓掃除をして、市ヶ谷の画廊の女性スタッフ達に挨拶をし、その足で銀座に走り、岡山プロジェクトでお世話になった画廊主にお礼のご挨拶に。急いで中目黒に行き、途中見つけた昔ながらのラーメンで一人で温かい昼食。申し訳ないのでコンビニでスタッフ達用にコーヒーとサンドイッチを買いました。画廊では、原口さんと女性スタッフの篠田さんが8cm下にかけ直しをしていました。こんちゃ。展示をしていると、大阪の画廊主・松崎氏が来てくれました。2人とも、めっちゃ派手な靴ですやん。カシャ。不景気なのに松崎氏が1枚買ってくださいました。最初のお客様です。ありがとうございました。
photo by lorita12345witty gift岡山の歯科医・黒瀬川氏からのギフトです。原口さんからスカイプでお土産の差出人と内容を教えてくれます。ワイン類はそちらで召し上がれとお願いしていたのですが、このワインですが・・・ラベルが貼ってあるんです。とりあえず宅配でお送りします。意味わからなくして宅配の箱をあけると赤ワインがでてきました。ワインのラベルがアタシの絵?え?コルク部分には展覧会のタイトル?まじ?おーまいがっ!!すごーーい!黒瀬川氏のオサレ感覚に乾杯!ていうか、ワインは飲まないで飾っておきます。
photo by ex-chamber museumwitty article逆に意表を突く感じが新鮮です。かわいらしい女の子を描いたペインティングが並び、いつもと違う気配が満ちています。浮かべる表情の無垢な感じが独特の緊張感とやわらかな気配とを紡ぎ出しているように思えます。奥のスペースの小品が並べられた構成も、バリエーションが楽しいです。ex-chamber museumこの記事は船木さんからの情報です。短文で画像も1枚だけですが評価がアップされていました。なかには沢山の作品がアップされている作家もいますが、なんとなくホッとしています。もし悪い評価をされれば、きっと、アタシは言うでしょう。おまいらー。何もわかってないのであ〜る。ロリ板を荒らしていた「あああ」氏からのメールを受信しました。会場にいます。バッジもらったけど、絵は高くて買えないよ・・・
photo by lorita12345change space何もない壁は寂しいね。あれこれとだしてきては掛け替えをする船木さん。コタツちゃんの絵と銀座で思いつきで買った木彫です。この不思議な彫刻はアタシの小品より高い値段でした。銀座の画廊の壁に展示してあった木彫の作品を自ら外し、手で触ったり眺めたりする船木さん。結局アタシの意見を聞くことなく買ってしまいました。このような作品がNYだけでなく、岡山の家の中にまで増えています。寒々とした空間の白い壁の作品達を見つめていると、船木さんの趣味の良さに改めて感じ入りました。
photo by lorita12345Welcome Back畳屋さんが退院して病院から帰ってきました。チャリで帰宅したアタシを見つけた息子さんが作業場から飛び出してきて、さきほど父が帰ってきました!と報告してくれました。5ヶ月間の闘病生活で畳屋さんはすっかり体力がなくなっているようです。足が萎えてしまい以前のように活発に動き回る姿は暫くの間見られないでしょう。家族の手助けを得てベッドに横たわり、安堵している畳屋さんの姿を想像しています。懐かしい家の空気を嗅ぎ、庭の木々を窓越しに見ながら今夜は快眠でしょう。厳寒の11月から今日まで、家族全員が交代で病室に付き添っての看病でした。病人より付き添う家族のほうが疲れてしまうんです。娘と交代してもらい、一人ぼっちの寒い家で眠る奥さん。心細さで涙を流す痛々しい姿は一度だけではありません。看病疲れで肩が薄くなった奥さんが今日は安心の笑顔をみせてくれました。家の主が帰ることでこんなにも家の雰囲気が変わるものなのですね。玄関先の庭が微妙に変化し活気づいています。当家のワビスケも開花し、2年前に畳屋さんが植えてくれた水仙の苗が成長し蕾が3個ついています。初めての開花がまもなくです。
photo by lorita12345cutyLoritaをLoteliaさんって呼ぶ人がいました。ロッテリアって何だろう。んんん。岡山駅近くのイトーヨーカドーにLoteliaがありました。エビバーガーにチキンナゲとフレンチフライのセット。一度食べてみたかったので、隣の店の天ぷらウドンをやめてバーガーでランチ。隣のテーブルで父娘の2人が楽しそうにバーガーにかぶりついていました。下記は日本画を学ぶ画学生のこころちゃんからのメールです。亡父が好きだった「こころ」という名前。いつも父を思い出します。ロリータ様。この度は個展開催、おめでとうございます。3月3日に拝見いたしました。丁度東京方面で用事がありましたので、意気揚々と中目黒まで行ってきました。とてもギャラリーとは思えない建物でしたのでやや動揺しましたが、ドアの窓から部屋の中を覗いて安心しました。DMを頂いた時、女の子のクリクリした目と小さな唇、チョンとした鼻、ふわふわした髪、透き通った肌、指先・・・こんな女の子にたくさん会えるならばギャラリーに是非行きたい。そして今日、本物の少女に会えて楽しく、幸せでした。少女たちを見ていていくつか気付くこともありました。それは少女の表情が同じ様で明らかに違うこと、少女には眉毛がないこと、服がとても可愛いことです。服いいですね!きっと毎日少女たちに会えば、その度に発見があるんだろうなと惜しみつつギャラリーを出ました。少女たちのおかげで素敵なひとときを体験することができました。個展開催を教えてくださって、本当にありがとうございました。春間近。でもまだ寒さが残ってますので、お体お大事になさってください。こころ
photo by lorita12345weekend surpriseNYの会計士のジョンとビッキーからメールが届いていました。アメリカはTaxReturnの時期なのに、まだ日本にいると返信しました。返信をもらえて安心したという内容と、税金申告の提出までの時間がないので、委任状にアタシがサインをして、ジョンが代理で提出をしてくれるそうです。信頼のできるジョンとビッキーに感謝しています。別のメールは東京からNYのアートフェアに出店している画廊主からでした。NYは午前3時の真夜中。時差、接客の疲労、そして不安で眠れないようです。去年の今頃は、船木さんのアイデアで「おにぎりと卵焼き」を会場に差し入れました。日本の味に異常に感動されましたが、今年は残念ながらできません。展示している作品が売れたそうですが、支払いがアメリカの小切手だそうで、不渡りの心配があるのでは?どのように対処するべき?、などの質問でした。知っていることはすべて返信しましたが、ものの2分で別の質問がきます。アイフォンからのようで、チャットのようになり、最後は気の毒なことに文字化け。内容は読めないけど、言いたいことは分かるので、一方的に答えておきました。お客様を信頼しても裏切られることはなきにしもあらず。しかし、災難の経験が次のステップに繋がることもあり・・・云々。さて、中目黒の展覧会を見に行ってくれたこころちゃん。お昼過ぎに倉敷からわざわざ訪ねてくれました。赤飯、フキ煮、卵焼きなどを作っていたので彼女の遅いランチに。ロリタが誰にも伝えないで、密かに絵を描いていたことに衝撃を受け、会場の絵に感動して涙が溢れたそうです。最終日の結果が良くなかったら、画廊主のSM氏、担当の原口さんには申し訳なく感じると思います。でも、見る人に感動を与えられたことに、アタシは満足し、これからも密かに描き続けるでしょう。
photo by Garyone stepWe just returned from a holiday in Ecuador and the Galapagos Islands. 寒いNYを抜け出したGARY達は奇妙な動物に囲まれた楽園でバケーション。住人達からのメールによると、またまたNYのエレベーターが壊れたようで、皆が慌てふためき東奔西走している様子が文面から読み取れます。修理が終わった直後に帰宅したGARY達は、「奇跡だ!」と喜んでいます。、作動しないエレベーター生活に辟易するGARY達にとっては幸運なことでした。展覧会の結果は?まだ日本なの?とGARYからのメール。エメリンからは、エレベーターが動いてないので重いスーツケースを階段で上げるのは大変よ!などの報告があり、予定を変更して渡米するアタシを心配してくれます。さて、アタシは4日後に2ヵ月ぶりのNYに飛びます。ただいまパッキング中。今回は持って行くものが殆どありません。NYの机の下に大切に保存している船木さんのマルボロライトの20カートンを一番安い紙巻煙草を吸っているコタツ夫妻にすべて進呈します。今のところカビっていない餅2袋の他に乾物など。食料の足しになるでしょう。タバコも甘いものも好まないエメリン、ゲイリー、ジョン達には何が良いでしょう。明日は生ゴミの日なので冷蔵庫の中を整理しています。梅干、米以外は、無いに等しい食材は数日で処分します。先ほどコンビニで夢のカップラーメン「ラ王」2個を買ってきました。渡米前の素敵な夕食です。午後5時です。お寺の鐘がゴーン。静寂の中で1個めの鐘が静かに鳴り響きました。
photo by lorita12345two stepsNYの住人達からのメールです。建物のエントランスの植木にネズミが巣をしているようだ。ネズミを退治をするか、植木を捨てるか。二者択一だ。チップが設置した植木なので、彼としては植木は捨てがたいと述べ、逆に1階のジョンは最上階のチップは被害者の立場で考えていない。各々が真顔で文句や意見を述べています。先日のエレベーター事件が解決したと思えば次はネズミ騒動。ニューヨークダウンタウン物語はなんら変わりがありません。ネズミや植木より当家の壊れたままの暖房が気になります。直すべきか、直さざるべきか。それが問題だ。さて、連日カップラーメンを食べていますが少々飽きました。当分の間、カップラーメンなんて食べたくありません。冷蔵庫の中にキュウリが2本。1本に塩を振って齧りました。下絵を描いた100号のキャンバスは4月の帰国まで放置します。船木さんが言います。アンタは業界の仕事より絵描きなのかもな・・・。明後日からNYに移動します。よって移動中は更新できません。しばらくの間、皆様ごきげんよう。くれぐれもネズミにひかれませんように。(´0ノ`*)オーホッホ!!